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ロードレースの情報

Wiggleに破産の可能性。親会社シグナスポーツの危機に巻き込まれる

Wiggleに破産の危機。すでに再生手続きは進行中か。親会社シグマスポーツによる資金供給が不足し、事業継続性に黄信号

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みんな大好きスポーツ系オンライン通販企業の雄ウィグル(Wiggle)がその親会社であるシグマスポーツ(Sigma Sports)の倒産危機に巻き込まれ、今後どうなるかわからない状況にあるようだ。情報源記事によると業界の複数のソースからの情報を得たようだ。

情報源:Wiggle future in doubt as business files for self administration

シグナスポーツ(有限会社のSigna Sports United GmbH:SSU)は2021年12月にウィグルを買収。今回の報道によると、その親会社であるシグナスポーツそのものが危ないとのこと。

というのも、そのシグナスポーツの支配的大株主であるSigna International Sports Holdingがシグナスポーツに対する投資から撤退し、資金不足による破産する危機が生じている状況とのこと。シグナスポーツはそれにより、15000万ユーロ(約24億円)の資金を失うことになるようで、その結果シグナスポーツが保有しているウィグルなど様々な会社へ事業資金を融通できなくなる。そしてウィグルも危なくなっているという感じだ。

現時点でウィグルが正式な破産手続きに移行しているわけではなく、あくまでその可能性があるという段階で、まずは自力によ更生/再生を目指すという段階に入ったとのこと。ウィグルが今後自力で立ち上がり、憂いなく事業を継続するためにはやはり新しい支援者・投資してくれる者が必要となる。

2022年決算では、シグナスポーツは年間で10億ユーロ(約1585億円)超の売上高を達成したが同時に、5億6700万ユーロ(約90億円)もの損失もあり、しかもそのうち約4割強はウィグルからの損失だったようだ。

ロードレースもシーズンオフとなっているが、ビジネスの世界でも2023年の終わりが見えくる時期となっている。2024年に向けていろいろなビジネスやサービスがなんらかの判断をしようとする時期でもある。はたしてウィグルはどうなるか?

関連過去記事として、次のような記事も再び見てもらいたい。

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