来年セップ・クスはジロなし
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今年3つ全てのグランツールに出場したセップ・クス(Sepp Kuss)。言うまでもなくジロではプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)をアシスト、そしてツール・ド・フランスではヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)をアシスト、そしてブエルタ・ア・エスパーニャでは「第三の男」として自ら総合優勝を飾った。
そんな彼だが、来年度も3つのグランツールー全てに出場するのかという点について、「さすがにまた来年も3つ全てというのはちょっと生き急ぎすぎやから、 ジロはまた今度かな」と話す。
情報源:“MAYBE ANOTHER YEAR” – SEPP KUSS CONFIRMS HE WON’T RIDE THE 2024 GIRO D’ITALIA
来年のジロには個人TTが合計70kmあるが、普通の個人TTがそれほど強くないクスにとってはそれが厄介。そのため来年のジロは自分には合わないと考え、それよりはツール・ド・フランスに注力するほうが良いと考えているようだ。
また来年のツール・ド・フランスについては、先日コース全容が発表されている。下の記事ですでに紹介した。
今年のツールも山岳がどえらいものだったが、来年のツールもクライマーの祭典となりクスには理想的だ。そして少し前の記事「セップ・クス『来年はツールでエースとなるかも』」で紹介したように、来年のツールではヨナス・ヴィンゲゴーとのダブルエース体制となる可能性も示唆している。
そしてツール後のオリンピックをどうするかは不明だが、ブエルタ・ア・エスパーニャにはディフェンディングチャンピオンとして出場したいようだ。
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