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シクロクロス界のビッグスリーの一人、イネオス・グレナディアーズで走る英国の天才トム・ピドコック(Tom Pidcock)が今冬のシクロクロスシーズンのレース予定を発表した。次の投稿を見てほしい。
Watching the recent @UCI_CX races has me excited to get back to it 👊 pic.twitter.com/mlABa4fjP6
— Tom Pidcock (@tompidcock) November 29, 2023
日時 | レース(開催国) |
---|---|
12月16日 | X2Oトロフェー第3戦へレンタルス(ベルギー) |
12月17日 | UCIワールドカップ第8戦ナミュール(ベルギー) |
12月23日 | UCIワールドカップ第9戦アントウェルペン(ベルギー) |
12月26日 | UCIワールドカップ第10戦ガーフェレ(ベルギー) |
12月28日 | テレネット・スーパープレスティージュ第7戦ディーヘム(ベルギー) |
12月30日 | UCIワールドカップ第11戦フルスト(オランダ) |
1月4日 | X2Oバドカマートロフェー第5戦コクサイデ(ベルギー) |
1月6日 | シクロクロス・グルレーゲム(ベルギー) |
1月7日 | UCIワールドカップ第12戦ゾンホーフェン(ベルギー) |
1月21日 | UCIワールドカップ第13戦ベニドルム(スペイン) |
以上のように世界選手権の予定が入っていない。少し前からの報道されていたとおりに昨年に続いて今回も世界選手権には出ないようだ。その理由はロードレースのシーズンインを早め、ロードレースへの準備をしっかりとしたいから。そのへんの背景には、イネオスで実力者の他チームへの移籍が続き、良くいえば若返り、悪くいえばチーム力の低下のおそれというものがあるのかもしれない。
そこでクラシックでもグランツールでも活躍が期待できるピドコックに年間を通じて大車輪のような働きが期待されているのではないだろうか。よってシクロクロスも走るがそれはやはりロードレースに向けた調整・準備のためであり、シクロクロスでトップを狙うという目的ではないのだろう。そのあたりのことは以下の過去記事も再び見ておいてほしい。
なおマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)とワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)のレース予定については下の記事でどうぞ。