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ロードレースとロードバイク

2年の出場禁止処分のトーン・アールツがDeschacht Hens Maesと契約し、ついにシクロクロス復帰へ

ドーピングで2年の出場禁止処分を受けていたトーン・アールツがついにシクロクロスに復帰へ。チームDeschacht Hens Maesと契約

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2022年にシクロクロスのスーパースターの一人だったトーン・アールツ(Toon Aerts)は、ドーピングによりUCIから2年間の出場禁止処分を受けた。そしてまもなくその期間がすぎて復帰が近づいていると報道されていた。それについては少し前にこのブログで紹介した。下の記事がそれだ。

過去記事:ドーピングで出場禁止処分のトーン・アールツが近日中にレース復帰を発表か?

トーン・アールツのドーピング事件とレース復帰

そして昨夜、トーン・アールツがベルギーのシクロクロスチームであるDeschacht Hens Maesと2年契約を交わしたことが報道された。それが次のX投稿だ。

トーン・アールツのドーピング陽性事件は2022年1月19日のレース外検査で採取された尿のサンプルから禁止薬物レトロゾールが検出されたというものだ。2月中旬にチーム側(当時バロワーズ・トレック・ライオンズに所属)からその件が正式に発表されていた。

レトロゾールは乳がんの治療薬などに使われるようだが、ドーピングの痕跡を隠すマスキング剤としても使われるため禁止薬物に指定されている。

そしてUCIから2022年の年末にトーン・アールツは2年間の出場停止処分という通達を受け取っていた。その期間は2024年2月16日までだった。

レトロゾールはフランスの牛乳が原因?

情報源:Don’t drink the milk in Flamanville, Bossuyt and Aerts’ management warns racers

なお、トーン・アールツ側の代理人によると、彼に陽性反応が出たのは、フランスのフラマンヴィルで飲食した乳製品にレトロゾールが含まれていたからだと主張する。

そしてフランスでは乳牛を育てるためにレトロゾールが使われている可能性があるので、ベルギー選手はフランスでレースをするときはベルギーから食料を持参していくべきであり、フランスの地方の牛乳などを飲んではいけないとアドバイスする。

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