UCIはまだキアン・アイデブルックスの移籍を許可せず

現在も所属するボーラ・ハンスグローエと、移籍先として契約したユンボ・ヴィズマ（来年からヴィズマ・リースアバイク：Visma-Lease a Bike）との二重契約が発覚し騒動となっているキアン・アイデブルックス（Cian Uijtdebroeks）。

彼の代理人を務めるのはA&J All Sports社だが、まさにそのA&J All Sports社のミスとも思われるのだが、同社はボーラ・ハンスグローエとの契約は今年の12月1日で終了したと主張している。

UCIルール上は契約途中での移籍にはUCIの許可が必要となるわけだが、まだUCIから許可をしたとのニュースは発表されていない。おそらくはまだ事実確認や法律上の問題などの調査をしているのだろう。

またここ最近になって海外メディアではボーラ・ハンスグローエがキアン・アイデブルックスを虐めていたとされる情報が報道されている。

具体的な一例として、今年のブエルタ・ア・エスパーニャにおいて彼を仲間外れにするようなグループチャットがスマホ上で行われていたとかなんとか。もしこれが本当ならば「アホくさ」と言うしかないし、ボーラから出ていきたいという彼の気持ちもわかる。ただ、チーム側はこの種のイジメを完全に否定している。