スーダル・クイックステップがマクナルティとヨルゲンソンを獲得しようとしていた。パトリック・ルフェーブルが明かす
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スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)のボスでありお騒がせじいさんパトリック・ルフェーブルが、現在UAE Team Emiratesで走るブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty)とTeam Visma | Lease a Bikeで走るマッテオ・ヨルゲンソン(Matteo Jorgenson)という二人のアメリカ人ライダーを獲得しようとしていたことを明かした。
ブランドン・マクナルティもマッテオ・ヨルゲンソンもともにアメリカ人だが、ワールドチームでプロ入り前に所属していたチームは異なる。マクナルティはアメリカの名門チームであるRally Cycling、ヨルゲンソンはAG2Rの育成チームだ。
今回ルフェーブルが明かしたところによると、マクナルティについては彼がUAEに入る前に交渉していたそうだが、スーダル・クイックステップの資金力ではUAEに勝てず、またヨルゲンソンについても昨年のモビスター在籍時に交渉していたがチーム・ヴィズマ・リースアバイクに勝てなかったようだ。
これら2名の獲得に敗北したスーダル・クイックステップは、次に現在ロット・デスティニーで走る期待の二人の若手、マキシム・ファン・ヒルス(Maxim Van Gils)とレナルト・ファン・イートヴェルト(Lennert Van Eetvelt)と契約することに方針を切り替えたが、それも失敗。
その理由としてルフェーブルは「ヒルスもイートヴェルトも、スーダル・クイックステップに移籍すると、レムコ・エヴェネプールのためにアシストするだけになり、自分の勝利を目指せないと誤解したからだろう」と話す。
逆にロット・デスティニー側は二人にこうしたことを吹聴し、スーダル・クイックステップとの契約を阻む作戦??