サイモン・カーがコフィディスへ
Share your love
フランスのワールドチームの1つコフィディスから、現在EF Education-EasyPostで走るサイモン・カー(Simon Carr)の移籍が発表された。次のチーム発表を見て欲しい。
Talentueux, consciencieux et ambitieux. Voilà les mots qui définissent notre nouvelle recrue !
— Team Cofidis (@TeamCOFIDIS) August 6, 2024
C’est avec une grande fierté que nous vous annonçons l’arrivée de Simon Carr pour 2025 🤩🔥 pic.twitter.com/rPbYFUifS0
契約は3年で2027年までとなる。
サイモン・カーはイギリス人で25歳のクライマー。あれ?まだ25歳だったのか・・・30歳ぐらいのイメージだった。2020年まではかつて別府史之、岡篤志、石上優大がいたProTeamのNIPPO DELKO One Provenceで走り、2021年にEF Education-EasyPostでワールドチームデビューを飾った。
実力派クライマーということで、少し前にコフィディスのバイクスポンサーであるLOOKのチームバイクを批判したエースのギョウム・マルタンの代わりにチームのエースとなるであろう。
過去記事:ギョウム・マルタン「LOOK 795 Blade RSが重すぎたせいでポガチャルから遅れた」とLOOKのバイクを批判。2018年のバルギルを彷彿
特に山岳ステージでの逃げに果敢に挑戦することを期待したい。またコフィディスとしては1週間程度のステージレースでは総合表彰台を狙わせたい。
今年のサイモン・カーは彼にとってシーズン初戦となったTrofeo Calviàで幸先よく優勝。その後はTour of the Alpsで山岳賞を獲得。そして2年ぶりにジロ・デ・イタリアに出場するも膝の故障で第3ステージでDNFという不本意な結果で終わってしまっていた。
今回アメリカのチームからフランスのチームへの移籍となり、チームの文化や雰囲気もかなり変わるだろうが、上述のようにチームEFの前はフランスのProTeamに所属していたのでさほど大きな影響はないように思える。
なおコフィディスはこのサイモン・カー獲得に先駆けて、ロット・デスティニーからシルヴァン・モニケ(Sylvain Moniquet)を、トタルエネルジーからヴァランタン・フェロン(Valentin Ferron)をともに2年契約で獲得している。