ドーピング有罪のロバート・スタナードがバーレーン・ヴィクトリアスへ移籍か

昨年「ドーピング疑惑でアルペシン・ドゥクーニンクのロバート・スタナードが暫定的にレース出場禁止処分」で紹介した、25歳のオーストラリア人選手のロバート・スタナード（Robert Stannard）がどうやらバーレーン・ヴィクトリアスと契約を交わしたもよう。UCI公式サイトの選手情報ページにて彼についてバーレーン・ヴィクトリアスと記載されているからだ。次の投稿を見てほしい。

ロバート・スタナードは2018年～2019年に当時のMitchelton-Scottに所属していたときのバイオロジカル・パスポートに不可解な異常が見られたためドーピングが疑われ、そしてアンチ・ドーピングルール違反だとして有罪となった。

しかし、彼のこの件ではどのような物質が使われたのか、どのような方法が使用されたのか、そのどちらも不明なままでの有罪宣告だった。その点で少し謎が残る事件であった。そして彼はUCIから出場禁止処分も受けていたわけだが、その効果もきれてロードレースに復帰となった。書類上は正式には8月19日からバーレーン・ヴィクトリアス所属となっているようだ。