来年のジロ・デ・イタリアはアルバニアからスタート

以前、このブログで「2026ジロはバルカン半島のアルバニアからスタートか？」という記事を書いたことがあった。しかし、どうやら2026ではなく2025、つまり来年にアルバニアがジロ・デ・イタリアのグランデパールとなることが確実のようだ。

情報源：2025 Giro reportedly set to start in Albania

スペインメディアのASが来年のジロはアルバニアからのスタートとなると報道しているもよう。アルバニアはヨーロッパの火薬庫バルカン半島にある国でイスラム教徒が多く宗教色の濃い国であるが、NATOに加盟しており、EUの加盟候補となっている国である。

経済的には昔からお隣のイタリアとの結びつきが強い。そういう意味ではアルバニアスタートは遅すぎた？

この来年のグランデパールについては秋のイル・ロンバルディア後に、そしてコースの全体については11月15日に発表される予定だ。

なお噂では2011年ジロ・デ・イタリアの第14ステージで登場するはずだったものの、危険すぎるとしてその前夜に急遽コースから消されたモンテ・クロスティス（9％、14km）が再び登場するのではとのこと。

これまでもジロ・デ・イタリアはイタリア外からのスタートが数多く行われてきた。直近でいえば2022年はハンガリーのブダペストからのスタートだったし、2018年にはイスラエルのエルサレムからスタートといういろいろな意味で歴史的なイベントもあった。

なお2000年代のジロについてその海外スタートをまとめると次のようになる。