アスタナがマイク・テウニッセンとの契約を発表

昨日の記事「ヴィスマとテウニッセンとの契約はナシに？」で、チーム・ヴィスマ・リースアバイクとアンテルマルシェで走るマイク・テウニッセンとの間で3年契約の合意があったにもかかわらず、それがなくなり、テウニッセンはアスタナと契約するだろうというニュースを紹介した。

そしてそんな記事を書いた当日の夜、つまり昨夜アスタナから正式にマイク・テウニッセンの移籍が発表された。次のアスタナ発表を見て欲しい。

契約は2年で2026年まで。

テウニッセンは現在32歳のオランダ人スプリンター。今年のツール・ド・フランスではビニアム・ギルマイの歴史を書き換えるステージ優勝とポイント賞を実現させたリードアウトマンだった。

今回の移籍についてアスタナを率いるボスであるアレクサンドル・ヴィノクロフ（通称、大佐）は、これまで春のクラシックでまともな戦績が出せていなかったことを認めつつ、テウニッセンがそのクラシック班の核となり、クラシック班の増強が叶えられたと語る。

テウニッセン自身も、アスタナはこれまで彼にとって全く縁のなかったチームだったが、すでにアスタナにはケース・ボル、ワウト・プールス、ダレン・ファン・ベッカムといったオランダ人選手もいるのでチームに馴染むのはすぐにできるだろうと語る。