レビュー

Rapha




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シクロクロスが予定よりも早く冬季五輪の競技種目として登場するかもしれない。
もともとシクロクロスはフランスアルプスで開催される2030年冬季五輪で競技種目となる予定になっている。
しかし今回フランスの前首相のミシェル・バルニエがフランス大手紙のL’Equipeに対して、ミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催される2026年冬季五輪のデモンストレーション・スポーツとしてシクロクロスをやりたいと思っていることを明らかにした。
デモンストレーション・スポーツとは、レギュラー種目ではないが、今後の五輪のレギュラー種目として扱うかどうか、世間の反応などうかなどの価値をテストするために、一時的な試みとして五輪の競技種目として採用されるものを言う。
なぜミシェル・バルニエがこのように「シクロクロス推し」なのかといえば、マチュー・ファン・デル・プールが世界線三連覇を成し遂げた今年の2025シクロ世界戦も観戦していたようで、シクロクロスの人気やおもしろさに感銘を受けたからのようだ。
そしてトム・ピドコックを引き合いに出して、「ピドコックが夏の五輪のMTBで金メダル、そして冬の五輪でもシクロで金メダル取れたらすごいじゃないか」と述べる。
そんなシクロクロスのオリンピック競技入りの鍵となるのは、3月20日に行われる次期国際オリンピック委員会会長選挙だ。日本からも渡辺守成(国際体操連盟会長)が立候補しているが、同じく立候補の一人で有力視されているのが現UCIが会長のダヴィ・ラパルティアン。
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仮にラパルティアンがオリンピック委員会の新会長となればシクロクロスの五輪競技化が加速するかもしれない。