レビュー
Rapha



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2025ストラーデ・ビアンケで使われた機材や技術的工夫などについて
今年の2025ストラーデ・ビアンケで使われたまだ未発表の新機材について昨日は「ストラーデ・ビアンケでのSpecializedやZippなどの未発表タイヤやホイール」で紹介したが、この記事ではそれら以外の機材、技術的トレンド、工夫などについて簡単に紹介する。
情報源:Strade Bianche Tech Gallery: What Were the Pros Using to Ride the White Gravel Roads?
まずポガチャルに敗れたものの2位に入ったトム・ピドコック。新天地Q36.5に移り、のびのびとレースをしているように思われ、シーズンインから好調さを維持している。
そんな彼は今年のストラーデ・ビアンケでScottのエアロロードバイクのFoil RC(サイズXS)に乗っていた。
Scottのバイクには普通そのパーツブランドであるSyncrosのサドルが使われるはずだが、今回のストラーデ・ビアンケでトム・ピドコックはPrologoのサドルをロゴを隠して使っていたようだ。理由は不明。
またピドコックやそのチームメイトは、「ストラーデ・ビアンケでのSpecializedやZippなどの未発表タイヤやホイール」で書いたように、Zippの新303ホイールを使っていた。
近年のロードレースではいつどんな補給食をどれぐらい取るべきかが細かに指示されるようになっている。その指示書きがステムやハンドルなどに貼られている。
ただその補給ガイドだがチームによって書き方が異なる。ポイントとなるセクターや距離を基準として指示するチーム(多数派?)もあれば、時間経過ごとに指示するチーム(Lottoがそう)もあったようだ。
今年のストラーデ・ビアンケで使われたタイヤは幅29~30mmが大部分だったようだが、Jayco-AlUlaのGiant TCRには32mmのVittoria Corsa Controlが使われていたものもあったとのこと。
またJayco-AlUlaは、「ストラーデ・ビアンケでのSpecializedやZippなどの未発表タイヤやホイール」で書いたように、Cadexの新型Aero タイヤ(こちらは30mm)を使っていたものもあった。
スイスのProTeamのTudor Pro Cycling Teamはグラベルロード用のホイールであるDT Swiss GRCを使っていたもよう。タイヤはSchwalbe Pro One。
同じくUno-X MobilityもそのDT Swiss GRCにContinental GP5000 S TRをあわせて使っていたが、同チームの中にはDT Swiss ARCにContinental Aero 111 タイヤという選手もいたとのこと。