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Rapha




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IOC会長選挙で、UCI現会長のダヴィ・ラパルティアンが敗北。カースティ・コベントリーが女性初の新会長へ就任
昨日IOC(国際オリンピック委員会)の会長選挙が実施され、新会長にはジンバブエ出身のカースティ・コベントリー(41歳)が選出され、UCI現会長のダヴィ・ラパルティアンは敗北した。
得票数1位となったカースティ・コベントリーはIOC史上初の女性会長となり、上述のようにジンバブエ出身であるが非欧米地域出身という意味でも史上初の会長となる。言うまでもなく多様性重視という昨今の時代の潮流にあわせた結果となっている。
候補者は7人だったがそれぞれの得票数の結果は次のとおり。
名前(現職) | 出身国 | 得票数 |
---|---|---|
カースティ・コベントリー (IOC理事) | ジンバブエ | 49 |
フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア (IOC副会長) | スペイン | 28 |
セバスチャン・コー (世界陸連会長) | イギリス | 8 |
渡辺守成 (国際体操連盟会長) | 日本 | 4 |
ダヴィ・ラパルティアン (UCI会長) | フランス | 4 |
ヨハン・エリアシュ (国際スキー・スノーボード連盟会長) | イギリス | 2 |
ファイサル (ヨルダン王子) | ヨルダン | 2 |
今回新しく会長に選ばれたカースティ・コベントリーだが、彼女はもともと競泳の選手でオリンピックに5大会連続で出場という経験を持つ。
そして2004年のアテネ五輪では女子200メートル背泳ぎではジンバブエの選手として初の金メダルを獲得という偉業をやってのけ、続く北京五輪で2連覇を達成した。その経歴からまだ現役だった2013年からアスリート委員としてIOCの委員をやっていた。
彼女の選挙におけるマニュフェストは、簡単にいうと次のようなものだった。