なぜマチューは勝てなかったのか？2025ロンドのオウデクワレモントで失速した原因とは？

昨日の2025ロンド・ファン・フランデレンは事前の想定どおり、最終周回のオウデクワレモントでタデイ・ポガチャルとマチュー・ファン・デル・プールという絶対的優勝候補の一騎打ちとなった。そこでマチューはポガチャルに最初はついていくも途中で力なく失速。ポガチャルが独走態勢を築くのを許してしまった。

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石畳の激坂というマチューにとっても武器となるような得意な場所で、これまでのロンドでの走りとは少し違うような失速の仕方を見せたわけだが、はたしてその失速の原因は何だったのか？レース後のマチューのコメントを紹介する。

情報源：Mathieu van der Poel Cracked by Pogačar: ‘I Wasn’t Good Enough and Ran Out of Steam’

マチューはゴール後のコメントで、落車した影響については肩に少し痛みがあったと認めつつも、それは言い訳にはならず結局最強の選手が勝っただけだと話す。

そして続けて、

“Yeah, I’m still sounding nasally. I’m not 100 per cent yet. After E3 I’ve been quite sick for three days. I needed antibiotics. I lost a few percentages there. I hope to be better in Roubaix.”

訳「実際まだ少し鼻がつまってる感じがあるね。まだ100％のコンディションじゃないね。先週のE3の後の3日間でけっこう体調を崩してさ、抗生物質を使ってたぐらいよ。それで数％パワーを失ったかな。パリ〜ルーベでは100％の状態になりたいね」

このように話し、先週にかなり体調を崩していたこと、その影響がまだほんの少し残っていたことを明らかにする。ただパリ〜ルーベに向けて今週はしっかりとトレーニングする予定だとも語り、100％のコンディションに戻せる可能性はかなり高そうだ。

ただし、パリ〜ルーベではロンドよりも多くの優勝候補が揃うため、勝利するには運も必要だと語る。

そのパリ〜ルーベもJスポで放送されるので契約はお早めに。