近くZipp 353 NSW ホイールの新型が登場か？Canyon-SRAMが使用中。303NSWをラインナップに追加？

ここ数年で一気に注目度と人気があがった女子プロロードレース。それまではプロチームであるものの、デュラエースやSRAM Redなどのハイエンドモデルではなく、より安価な105などのコンポだったりディスクブレーキでななくリムブレーキバイクだったりを使わざるを得ないチームが多かった。それはスポンサーの都合とチームの予算による制約があったからだろう。

だがそうした時代はもはや過去のもの。今では女子のプロチームでもトップモデルの製品が支給され、また最新の技術を搭載した最新の機材を使っている。今でも105やリムブレーキを使うチームがないとは言えないようだが、そうしたチームはかなり少数派になっているようだ。

以下の情報源記事では女子版イツリア・バスクカントリーにおけるそうした現在の女子プロチームの最新機材事情について報告がなされているが、その中で、女子プロチームのCanyon-SRAMが新型っぽいZippのホイールを使っていることが記載されている。

情報源：No More Rim Brakes or 105 (Mostly): How Do Pro Women’s Team Bikes Stack Up to the Men’s?

女子プロチームがイツリア・バスクカントリーで使っている機材について、この情報源記事のメディアは次の動画でレポートしている。

この6分30秒あたりから見て欲しい。そこにZippの新型ホイールらしいものがフォーカスされている。

現行のZippのホイールのうち、353 NSW Tubeless Disc-brakeと303 Firecrest Tubular Disc-brakeは次のようなデザインだ。

（←側が353 NSW、→側が303 Firecrest）

どうだろう動画中のその新型ホイールはこれらとデザインが異なるのがまずわかると思う。外見上のデザインでいえば特にロゴの部分については353 NSWと303 Firecrestを足して2で割ったような見た目になっている。

そして動画の中ではホイールのプロファイルも現行の353 NSWと少しだけ異なっているように見えると述べられている。上画像とパっと見ただけでは「同じやろ？」と思わなくもないが、NSWシリーズの特徴であるギザギザが新型ホイールだと少し目立つような感じらしい。つまりギザギザの凸凹が少し深くなっている？

ホイールディープ的には303 Firecrestと同様で、それを置き換える「303 NSW」（？）として登場するのかとも考えられるとのこと。

追記：そしてほぼ翌日に新型ホイールが発表された。→内蔵空気圧ゲージに新型リム&ハブ　全てを一新したジップ 353 NSWと303 SWがデビュー