昏睡状態のままUAEのバロンチーニは母国イタリアへ搬送

Xで呟いたニュースだが、先日の2025ツール・ド・ポローニュ第3ステージの残り25km地点でひどい落車が発生。それに幾人もの選手が巻き込まれた。

その第3ステージのハイライト動画がこちら。これの3:40秒あたりから見て欲しい。

そのうち最も負傷が酷い状態だったのがUAE Team Emirates – XRGで走る24歳のイタリア人選手フィリッポ・バロンチーニ。彼はその落車で頚椎、顔、そして鎖骨の骨折など複数箇所の骨折を負った。

そんな彼は、状態を安定させるため人工的に昏睡状態にさせられて母国イタリアの病院に搬送されたようだ。

情報源：Filippo Baroncini Flown Back to Italy in Artificial Coma after Pologne Horror Crash

ただUAE Team Emirates – XRGがレース後に発表した通り、バロンチーニの負傷は神経系がダメになるようなものでもなく、また生命に危機となるようなものではない。

そして鎖骨骨折についてはすでに現地の病院で処置ずみ。残りの顔の骨折（左頬の骨折）と頚椎の骨折はイタリアで手術をすることとなり、そのために人工的な昏睡状態にさせられイタリアへ搬送させるということだ。