引退したSimon Gerransがゴールドマンサックスに入社!
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今年のジャパンカップを最後に現役を引退したSimon Gerrans。オーストラリア人。1980年生まれやから、38歳?
That’s a wrap! Today at #JapanCup, @SimonGerrans ended his professional career as one of the most successful riders in recent history.
15 years professional
33 individual victories
4 Grand Tour stage wins
2 Monuments
and many more…What a career! 📷 @ChrisAuldPhoto pic.twitter.com/ZmPz6nC16Q
— BMC Racing Team (@BMCProTeam) 2018年10月21日
2005年にプロに転向してAG2Rに所属。チームSkyやOrica-Green Edgeにも所属。最後はBMCでレース人生に幕を下した。キャリアの中ではモニュメントのうち2つ、ミラノ~サンレモ(MSR)とリエージュ~バストーニュ~リエージュ(LBL)を制覇という栄光もつかみ取った。さらには、グランツールでステージ優勝を3回成し遂げてる。
そんなロードレース一筋だった元プロ選手が、世界最強の投資銀行とも評される名門ゴールドマン・サックスへ。華麗なる転身!?
Simon Gerransがゴールドマン・サックスへ。その経緯。
まずは本人Twitter。世界最強の金融機関ゴールドマン・サックスへの入社について語ってる。
My future… A big thank you to @goldmansachs for this amazing opportunity, @TrinitySports_ for the assistance planning my next career & everyone for the incredible ongoing support and encouragement. SG #onwardsandupwards pic.twitter.com/xRGz56TwY6
— Simon Gerrans (@simongerrans) 2018年11月15日
この動画の中では、
- インターンシップでの入社となること
- ゴールドマンサックスのセキュリティ部門に配属されること
- ロンドンのオフィスに入ること
- これから超楽しみ
といったことが語られてる。
なんでゴールドマン・サックスでインターシップ?と思うけど、実は同社は「成功した」アスリート向けに昔からアスリート用のインターンシップ制度を設けてるんよ。ロンドンオフィスでのスポーツ選手向けインターンシップは、2016年の11月から始まった。せやから今回のSimonの件もそれを利用したものや。
一流選手だっただけに、この話は引退前から持ち込まれてたかもね。
“I probably wasn’t the most gifted rider in the bunch, but I was tactically astute.” The Milan-Sanremo and Liège-Bastogne-Liège winner @simongerrans on his double retirement, how to win from a breakaway and his unorthodox next move https://t.co/bRtAe96NPL pic.twitter.com/Ol8NriTFAN
— Rouleur (@rouleur) 2018年11月17日
今の時代スポーツビジネスってのはものすごい規模になってるから、当然そこに関与して儲けたいと思う投資機関は多いはず。世界中の先進国で健康志向やし、陽キャやイケメン・美女、各国の意識高い人たちはジムとかで交流深めてたりするしね。いわば、スポーツが商談の機会を創出しとるわけやね。金持ちが集まるコミュニティになってるというか。
そんなわけで一流アスリートとのコネクションが活きてくるってことやろね。スーパースターとのスポンサー契約も獲りやすくなるかもしれへん。そうすると、それを希望するスポーツ用品メーカーとのつながりもできるわけで。上手くいったら、スポーツビジネスを牛耳れるようにもなるかもね。理屈上は。
あと、スポーツ界に投資して支援してるとか、選手個人のセカンドキャリアをサポートしてますというと企業イメージもええしね。ひょっとしたら、サッカーのメッシとかロナウドも引退後にゴールドマン・サックスでインターン始めるかもしれへん。それは同社にとってすっごい宣伝になるやろね。
さて、ロンドンでのインターシップは基本的にセキュリティ部門で積むらしいけど、別にスーパーハッカ―みたいなことするわけちゃうやろね。警備とか、個人情報の管理とかそういうをやるんとちゃうかな?さすがにITシステムの管理とかプログラミングとかは無理っしょ。
でも警備とかって、外部の人間の顔を覚えるとか、逆に相手に覚えられるとかあるやろうからアピールという点では有名人にとってはぴったりかもね。知らんけど
こういった投資金融機関で働くロードレースのプロが増えていけば、ロードレースにももっとお金回るようになるんかな?どうやろね。なればええね。