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ツールでデュムラン(大)がアシストへ回る日

デュムラン(大)がツールではアシストに回る可能性について言及

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少しまえにワールドツアーチームのJumbo-Vismaが、ツール・ド・フランスに選出されるであろうメンバーについて言及した。(過去記事:Jumbo-Vismaがツールの出場選手に言及。デュムラン(大)は?)。

また同時に、ツールでの戦略についても「トリプルエース体制」を基本とし、各ステージをこなしていく中で最も強さが見られる選手をエースとして扱うという、いわばチームIneosの真似をするような戦略を取るとも言っていた。トリプルエース体制・・・トライデント(三又槍)・・・モビ☆スタ・・・うっ、頭が・・・

もちろんJumbo-Vismaのエースらもその話はチームから説明を受けているであろう。そして、実際、優勝候補本命の1人、デュムラン(大)も、「アシストに回る意志あり」と述べる。

情報源:Tom Dumoulin promises to ride for strongest rider in Tour de France

上述の過去記事「Jumbo-Vismaがツールの出場選手に言及。デュムラン(大)は?」で発表された3人のエースとは、デュムラン(大)、ログリッチ、そしてクラウスヴァイク。

情報源記事では、これらトリプルエース体制についてデュムラン(大)がオランダのラジオで次のように述べたもよう。

“All three of us get the chance to prove ourselves. But eventually, we will ride for the one who turns out to be the strongest. If it turns out that I am stronger than Primoz and Steven, then I have a world-class team to support me to try to win the Tour. And the other way around, of course.”



訳「ワシら3人とも自分がエースであると証明するチャンスをもらってるけど、結局のところ最後は一番強いとわかった選手のために働くことになっている。ワシのほうがログリッチやクラウスヴァイクより強いと判明すれば、ワシは彼らを含む最強レベルのチームのサポートを得て、ツール覇権に挑めるわけ。もちろん逆にログリッチやクラウスヴァイクのほうが強いときも同じやけどね」

デュムラン(大)は、去年のジロでの大怪我(関連過去記事:【2019ジロ】落車で選手の肺に穴が開く。【第4ステージ落車】)の後、その怪我の影響を理由として昨夏のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネも撤退している。そのドーフィネからずっとレースをしていないわけが、自身の選手としての現在のレベルについては、「まるで2年前のレベルのようや」と述べている。

2年前の2018年といえば、その前年2017年のジロ・デ・イタリア総合優勝に続き、ジロで総合2位。またその後のツールでもゲラント・トーマスに続き総合2位。そして、世界選手権の個人TTでも2位。それら3つのトップにはなれなかったものの、肉体的にはかなりハイレベルな一年だった。

まさにそんなレベルまで肉体が仕上がっていると言っているわけやね。移籍して新天地でのモチベーションも万全。今年のツールはかなり期待できそうやね。







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