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先日に突然オーストラリアのワールドツアーチームのミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)は、スペインの非営利団体マヌエラ・フンダシオン(Manuela Fundación)を新メインスポンサーとすることを発表し、チーム名もジャージもそれに合わせて変更すると発表していた。(参考:シクロワイアード「ミッチェルトン・スコットがスペインの新スポンサーと契約 チームマヌエラ・フンダシオンへ」)
しかし昨日このブログでは、ミッチェルトン・スコットの現オーナーであるGerry Ryanが、「チームの所有権やワールドツアーライセンスなどの権利は譲渡していない」との声明を発表したことを伝えた。(過去記事:【大混乱】Mitchelton-Scottのスポンサー変更は無理!?現オーナーが今もチーム所有権を保持と主張)
当然、マヌエラ・フンダシオン側はこれに反発&反論。事態は泥沼の法廷闘争に突入かとも思われた。
そんな中、事態は急展開。ついさっき、ミッチェルトン・スコットが公式にマヌエラ・フンダシオンとの契約解消を発表した。↓のTwitterがそれ。
STATEMENT: Future of GreenEDGE Cycling
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) June 18, 2020
More 📰👇https://t.co/h8ITHU2Lyg
さて、一体何がどうなっているのか?と思わざるを得ないが、ここに、海外の自転車メディアCyclingTipsに対して事情に近いとされる人間が語った内容を書いておく。これを信じるかどうかはみなさん次第。(CyclingTips:Gerry Ryan cancels GreenEdge deal with Manuela Fundación)
なんでも、今回のマヌエラ・フンダシオンとの契約はミッチェルトン・スコットのジェネラルマネージャーであるShayne Bannanが、チームオーナーのGerry Ryanに相談せずに話を進めていたらしい。
当然にまた新チームのジャージデザインについてもGerry Ryanには話がいっていなかったとのこと。
仮にこれが本当だとしたら、ジェネラルマネージャーShayne Bannanはそれほどチームの未来に焦りと困難を感じていたのか?藁にもすがる思いでマヌエラ・フンダシオンとの話に乗ったのかもしれない。
だが、今回の件はどちらにせよ周囲に対しては、オーナーとジェネラルマネージャーとの情報伝達が上手くいっていないということ、もっと悪くいえば、二人の間にもともと溝があるのではないかとも邪推させることになろう。
いちおうこれでこの件は決着がついたということになるが、ミッチェルトン・スコットのチームの未来に不安があるのはおそらく間違いない。新スポンサーの必要性は継続中。