スペインが非常事態宣言を発令。ブエルタはどうなるのか?
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フランスと同様にスペインもコロナ第二波襲来により、中央政府が厳戒態勢を敷いている。同政府は非常事態宣言を発表。スペイン全土で門限が定められ、夜10時から6時まではステイホームしていろと、夜の外出は制限される。
だが、コロナ対策がそのように厳しくなっている中でも、ブエルタは予定どおり最後まで進めるとの方針を主催者側は崩さない。
情報源:Vuelta a España boss says race will continue despite tightening COVID-19 restrictions in Spain
スペイン中央政府による非常事態宣言とブエルタとの関係について、同大会のボスJavier Guillénは次のように述べる。
The decree limits night hours, but I believe they are going to allow professional sporting events, along with other professional activities,”
訳「非常事態宣言は夜についてのものだが、自分としてはプロスポーツイベントは対象外になると思っている。それ以外のプロの活動もそうなると思う。」
ブエルタ主催者側は、大会前からレースが通る地域の地方自治体や中央政府と、「ブエルタがコロナ対策を厳格に実施し続ける限りでは、大会開催を許可する」との契約を交わし、それに基づきレースを運営している。
今回の非常事態宣言がその合意にどのような影響を与えるのかはまだ主催者側もわからない状態のようだが、それでも、予定どおりブエルタを最後までやる計画であるもよう。
“At this moment, I don’t see anything that would prevent the Vuelta from moving around.”
訳「現時点では、ブエルタの進行の支障になるようなものは何もないと思っている」