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ロードバイクとロードレース

ワウト「ポガチャルはロンドでも最大のライバルの一人」

ワウト・ファン・アールト「ポガチャルは石畳の登りでも連続で攻撃できる強さがある。彼は最大のライバルの一人」

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この4/2の日曜日にいよいよ年間2つ目のモニュメント、フランドルことロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen / Tour of Flanders)が開催される。

先日のE3では「またおまえらか・・・」とつぶやかざるをえないような展開となった。ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)、そしてタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)の3強がレースを支配したからだ。

そのE3で優勝したのはワウト・ファン・アールトだが、レース後に彼はポガチャルの石畳での強さについて舌を巻く。

情報源:Inside Tadej Pogacar’s rapid switch from neophyte to Tour of Flanders favourite

ワウトは次のように話す。

“Because he’s a climber, he has a hard time with the first acceleration, but he can do it over and over again because he’s a lot lighter than us, so he’s definitely one of the biggest competitors. It’s harder for him to position himself and to ride the same pace as us on the flat, but on the other hand, I don’t see many weaknesses with him.”

訳「ポガチャルはクライマーやからね、石畳の登りで最初にアタックしたときは上手くいかなかったけど、登りアタックを何回も連続して繰り出せるんよ。ポガチャルは自分やマチューより体重が軽いからね。だから明らかに最大のライバルの一人やね。まぁ体重軽いから、そのぶん平地では自分やマチューと同じレベルでポジション争いをしたり、同じペースで走るのは難しくなるわけやけど、それでも弱点というのはそんなに見当たらへんね」

来るべきロンド・ファン・フランデレンを前にして、このようにワウトはポガチャルのことを評する。

そのロンドでは、ユンボ・ヴィズマはワウトをエースに、オンループ優勝のディラン・ファン・バールレ(Dylan van Baarle)、クールネ優勝のティシュ・ベノート(Tiesj Benoot)、さらにヘント優勝のクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)を出場させるだろう。まさに最強の布陣だ。

対するポガチャルは、マッテオ・トレンティン(Matteo Trentin)とティム・ウェレンス(Tim Wellens)がサポートするだろう。ただユンボのチーム力と比べるとやや弱いという感じは仕方ないか。

UAEとしては、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)、スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)、トレック・セガフレード(Trek-Segafredo)などと上手く協調してレースをかき回したいところ。

なお明日3/29にはDDVことドワーズ・ドール・フラーンデレン(Dwars door Vlaanderen)が開催される。当初はポガチャルも出場予定だったようだが、それには出場せず、モナコでロンドへの調整に集中するようだ。

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