Tudorからマルク・ヒルシとファビアン・リーンハルトの移籍が発表

これまで噂されていたように、先日の2024クラシカ・サンセバスティアンで優勝したUAE-TeamEmiratesで走るスイス人、マルク・ヒルシと、GroupamaｰFDJで走るスイス人ファビアン・リーンハルトのチューダー・プロサイクリングチームへの移籍が発表された。次のチューダのチーム公式インスタを見てほしい。

マルク・ヒルシについては2027年までの3年契約、ファビアン・リーンハルトについては2026年までの2年契約となる。

今回の移籍についてヒルシは次のように語る。

“As a Swiss rider, it feels special to join a Swiss team. I am 25 so it is time for me to endorse the role of a leader and see how far I can go. Tudor Pro Cycling is giving me this opportunity and I hope to return the trust with some fine victories.” 

訳「スイス人選手としてスイスチームに所属するのは特別な感情がある。自分は25歳だから良いタイミングでチームでリーダーを任されて自分がどこまでやれるのかを知ることになる。チューダーは自分にこうしたチャンスを与えてくれたわけで、そんなチームの信頼に素晴らしい勝利で応えたいね」

そして先日から伝えているようにこの二人と同じくジュリアン・アラフィリップもチューダーと契約するのではないかと言われている。

このようにマルク・ヒルシはアルデンヌ・クラシックなどのアップダウンのあるワンデイクラシックや、1週間ぐらいのステージレースでエースを務めることとなるだろう。

そして今回同時に移籍が発表されたファビアン・リーンハルトもまたクラシックを得意とする選手であり、チューダーとしてはクラシックにさらに注力していくことが鮮明となったと言えるか。