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スーダル・クイックステップで走る33歳のチェコ人選手ヤン・ヒルトがイスラエル・プレミアテックへ移籍することが発表となった。
We're counting down the days until ⏳
— Israel – Premier Tech (@IsraelPremTech) August 28, 2024
Giro d'Italia stage winner and top-10 finisher @HirtJan 🇨🇿 will join IPT on a two-year contract from 2025!
Read more 👉 https://t.co/v68aXApxdP#YallaIPT pic.twitter.com/GjDJufDrIU
契約期間は2026年までの2年契約。
ヤン・ヒルトは2016年にポーランドのプロコンチネンタルチームのCCC Sprandi Polkowiceでプロデビュー(このブログではプロコンチネンタルチームまたはワールドチームとの契約をプロと定義しているので)。
その後2018年からアスタナ、2020年からCCC Team、2021年からアンテルマルシェ、そして2023年からスーダル・クイックステップという遍歴だ。そんな彼が再びチームを変え今度はイスラエル所属となった。イスラエル・プレミアテックはワールドチームから降格して今はProTeamだが、このまま順調にUCIポイントを稼げればおそらく次の入れ替えでワールドチームに復帰する可能性が高い。
ヤン・ヒルトはグランツールに関していえば昨年はジロとブエルタに出場。ジロではレムコ・エヴェネプールをアシストしていた。そして今年もジロに出場し、続けてやはりレムコのアシストとしてツール・ド・フランスにも出場。どちらもしっかりと完走。特に今年のジロでは彼自身が総合8位になり、2022年ジロの総合6位に続いてトップ10以内という素晴らしい結果で終えることができた。
今回の移籍発表でのコメントで、イスラエル側はヤン・ヒルトにはこれまでより多くのチャンスを与えると言っており、来年からはヤン・ヒルトがエースとなって勝利を狙うグランツールやステージレースが今までより増えると思われる。ヤン・ヒルトにとっては良い待遇だと言えよう。