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ロードバイクとロードレース

不整脈のパトリック・ベヴィンが引退へ

不整脈を経験したパトリック・ベヴィンが契約を1年残して引退へ

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今年までTeam DSM-Firmenich PostNLで走っていた33歳のニュージーランド人、パトリック・ベヴィン(Patrick Bevin)が引退を表明した。

チームとの契約は本来2025年まで残っていたのだが、契約を1年残しての予定よりも早い引退となる。意図せぬ?早い引退となった大きな理由は、海外自転車メディアEscape Collectiveによると不整脈のようだ。

実は彼は2020年に不整脈を経験している。だがそのときは短期間の静養だけでレースに復帰できていた。実際2021年にジロ・デ・イタリアも完走、東京五輪にも出場していた。2022年にはブエルタ・ア・エスパーニャも完走している。

しかし2023年はレース数が通常よりもかなり少なくしており、そしてEscape Collectiveによると今年に不整脈が再発。3月のボルタ・ア・カタルーニャでは第1ステージをDNFとなっていて、そこからレースには全く出場できていない状態だった。

そのようにここ2年はつらいシーズンを過ごしていた。本人としてもこれ以上は不整脈による死のリスクを背負いながら走るのは無理だと考えたのだろう。それが今回の引退の主な理由なのではないだろうか。

ただそのようなつらい2年だったにもかかわらずチームからの復帰に向けたサポートは厚く、チームには感謝の言葉を残している。

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