ピドコック「ポガチャルは一人だけ別次元だった」。2025フレーシュ・ワロンヌのレース後のコメント

昨日開催された2025フレーシュ・ワロンヌについて、先程の記事では期待されたような輝かしい走りができなかったティボー・ネイスのレース後のコメントを紹介したが、続いて3位に入ったトム・ピドコックのレース後のコメントを紹介しておく。

情報源：‘Tadej was on another level’ – Tom Pidcock happy with Flèche Wallonne podium behind Pogačar after ‘struggling’ in cold conditions

2025ワロンヌは誰もが寒さとの闘いだったと語るように、雨と低温が選手らを苦しめた。一般人と違い、心拍が上がりにくく、体脂肪も低い一流選手たちにとっては特に低温はより厳しいものとなるだろう。

そしてそれはピドコックにおいても同様で彼もまたかなり寒さに苦しめられたと話す。ただそれでも今回の3位という結果は彼にとってこれまでで最も良い成績だ。

そんなピドコックだが1つ小さなミスを犯したというようなことも語る。「それがなければ結果はちょっと変わっていたかもしれない」と。

それが何かというと、最後のユイの壁においてその入口で彼は軽めのギアで走っていたらしい。だがその後すぐに彼は重いギアへと変速した。

“I think it was important not to go too early. I was struggling to change gears at the bottom when I was in the little ring, but maybe I should’ve stayed in the little ring, and it would’ve helped a bit,”

訳「ユイの壁ではあまり早いタイミングで力を使ったりしないことが重要だったと思う。だから登りが始まってすぐに重いギアにせず、軽いギアでまま登り続けるべきだったかも。そうすれば結果は少し変わっただろうか」

I think Tadej was on another level today

訳「ポガチャルが別次元だった」

こう話すピドコックだが調子も良く、今回の走りには満足しているようだ。アルデンヌ・クラシック最終戦かつ年間のモニュメント第4戦となるリエージュ～バストーニュ～リエージュでも好走が期待できそうだ。