レビュー
Rapha






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今夜の2025ブエルタ第12ステージのコースプレビューと優勝予想

本日の第12ステージは中級山岳ステージで、走行距離144.9 km、獲得標高2393 m。どちらも昨日より少なく、コース全体の難易度も昨日よりは低いと思われる。
最後の1級山岳を超えてからフィニッシュまでは下り基調なので逃げきれるチャンスが比較的高いコースだ。それゆえ今日も逃げ屋が大勢逃げに乗ろうとスタート直後からアタックを繰り返すだろうか。

最後の1級山岳はこのようになっていて、かなり厳しい登りだ。距離7km、平均斜度は7.9%、最大斜度16%。仮にここまで生き残れたスプリンターもこの登りで全員いなくなるのは間違いない。よってスプリンターチームが今日のレースを支配することはないだろう。
逃げ集団はかなりの確率でアタック合戦となり、ここでバラバラとなるはず。
ただこの登りを終えてからフィニッシュまで23kmほど残っている。登ったあとの下りはくねくねとしたダウンヒルもあって、一筋縄では終わらないかもしれない。スピード違反すれば落車の危険もある。23kmを逃げ切れる体力を残しておく必要がある。
今日最も重要な問題となるのは、先程の記事「イスラエルはブエルタ撤退せず戦い続ける方針か」でも書いたように、ここ最近の親パレスチナ団体による抗議活動がどうなるかだ。大会側は昨日よりも妨害行為が増えるのではないかと予想している。
昨日もデモ活動を受けてレースがニュートライズとなったため、そもそも今日もレース運営そのものがどうなるか予想がつかない。
1つの予想としては、プロトンもそうした状況でこの段階で無理はしないのではないか。逃げを早々と容認してプロトンは安全第一でサイクリングとなるか?プロトン内部でそういう打ち合わせが昨夜のうちに行われている可能性はある。
仮に普通のレースとなると仮定して今日勝てる選手の特徴は、激坂を登れて、独走力もあって、最後に少数名での集団スプリントになった場合でも勝てる選手・・・
🐷「お、ポガチャルだな」
だが彼は参加していないので、優勝予想はジェイ・ヴァイン。山岳賞ジャージのキープを狙う動きがそのままステージ優勝につながる感じで。
イヴォ・オリヴェイラが悲しい事故のあった母国に捧げるステージ優勝してほしいかな…。
ですが、まずは無事にステージが執り行われることを切に願います。
昨夜はひとまず無事にレース終わったブヒね。
でもヤバいのは今日かも・・・