Israel-PremierTechがロンバルディア欠場

今週土曜日に開催される年間最後のモニュメント、イル・ロンバルディア。タデイ・ポガチャルによる史上初の5連覇なるか（同時に最多勝記録に並ぶかどうか）に注目が集まるが、UAE Team Emirates – XRGのアシスト陣は、アダム・イエーツ、イサーク・デル・トロ、パヴェル・シヴァコフ、ジェイ・ヴァインという超強力メンバーとなっているため、戦う前から「もうこれどうしようもないやろ･･･」という空気感がなくもない。

さてそんなロンバルディアだが、やはりというかなんというか、Israel-PremierTechが出場しないことが確定となった。

情報源：OFFICIAL: Israel – Premier Tech out of Il Lombardia 2025 amid ongoing protest concerns

Israel-PremierTechは昨年のProTeamランキング2位だったため、今年は全てのワールドツアーに自動的に招待される資格を持っているため、モニュメントであるイル・ロンバルディアにも出場するはずだった。

しかし言うまでもなく親パレスチナデモがロンバルディアにも押しかけるおそれがあり、それを懸念して出場しないこととなった。

先週の記事「デモ激化でイスラエルがレース断念。イタリアの3レースを棄権へ」においてIsrael-PremierTechがイタリアの3レースを欠場することを紹介したわけだが、年間最後のモニュメントという大舞台にも立たないこととなり、チームにとっては苦しいところだろう。

また先日同チームは、来年からイスラエル色を消してチームを刷新する（リブランディング）と発表したわけだが、仮にそれが完了したとして親パレスチナデモの標的となることから完全に逃れることができるのか？