レビュー

Rapha





Enter your email address below and subscribe to our newsletter

2028ツール・ド・フランスのスタート地と日程が正式に発表。ロサンゼルス五輪との関係で開催日は例年より1週間程度前倒しの6月スタートへ
情報源:Tour de France 2028 to shift to June start with Champagne on the menu in home Grand Départ
2028年のツール・ド・フランスのグランデパールが正式に発表された。その場所はフランスのシャンパーニュ地方にある、特にワインの産地として有名なランス(Reims)となる。
近年フランス国外スタートが多かったが、2028年はフランス国内スタートとなる。
TOUR DE FRANCE 2028 – GRAND DÉPART EN CHAMPAGNE GRAND EST#TDF2028 | @VilledeReims @regiongrandest pic.twitter.com/DY7J9bou7i
— Tour de France™ (@LeTour) May 18, 2026
この2028年大会のスタート地となるランスだがシャンパーニュ地方の中心都市として知られる歴史的都市。ツール・ド・フランスのグランデパール開催は1956年以来となる。
大会序盤の4ステージはフランス北東部のグランテスト(Grand Est)地域で行われ、エペルネー、ヴェルダン、メスなど歴史ある都市を巡るルートになる見通し。
シャンパーニュ地方でのグランデパールとなるわけで、表彰式はもちろん、スタート地点でもシャンパンを使ったなんらかの演出があったり、シャンパンがみんなにふるまわれたりするかも?
ツール・ド・フランスは上述のように近年、国外スタートを積極的に採用してきた。ここ数年のグランデパールは次のようになっている。
2028年はこうしたトレンドとは異なりフランス国内回帰という意味でも注目される。
なお、ツールが6月に開幕するのは極めて異例だが、過去には1966年にサッカーW杯との日程重複回避のため6月21日に開幕した例も存在するようだ。
そして開催日程だが2028年6月24日から7月16日までの開催となる。これは通例より約1週間早いスケジュールとなる。
今回の日程変更の最大の理由は、2028年ロサンゼルス五輪とのスケジュール調整だ。
ロサンゼルス五輪は7月14日に開幕し、五輪ロードレースも7月後半に予定されている。そのためツール主催者ASOはツール・ド・フランスの日程を前倒しする決断を下した。
大会終了からわずか数日後には、ロサンゼルス五輪の個人タイムトライアルが実施される予定だ。さらに開催地はアメリカ西海岸であり、ヨーロッパとの時差や長距離移動も発生する。
そのため、TTスペシャリストや総合系ライダーにとってはツール総合優勝と五輪金メダルの両立が難しくなる可能性がある。
特に、ツール・ド・フランスにも出場し総合優勝を狙いつつも、個人TTでも世界トップクラスであり五輪での連覇も狙うレムコ・エヴェネプールは、コンディション調整や日程選択が大きなテーマになりそうだ。五輪の個人TTを捨てるというのも1つの選択肢となるだろうか。
近年、自転車ロードレース界では世界選手権、グランツール、五輪、さらにはワールドツアー日程の過密化が課題になっている。
2028年大会ではツール終了から数日後に五輪ロード競技が控えることで、トップ選手の参戦戦略やチーム編成にも大きな影響を与える可能性が高い。
特に総合系エースを抱えるチームにとっては上述レムコ・エヴェネプールのように、
の優先順位をどう組み立てるかが、2028シーズン最大級のテーマの一つになるかもしれない。そしてそれによって、その前のトレーニング方法・期間、さらに春の出場レースの予定などにそれなりの影響が出てくるだろう。