ヴィンゲゴーが初日からマイヨ・ジョーヌ!55年ぶり初日TTTの2026ツール・ド・フランス第1ステージはTeam Visma | Lease a Bikeが勝利!

2026ツール・ド・フランス第1ステージのチームタイムトライアルは、Team Visma | Lease a Bikeが制し、ヨナス・ヴィンゲゴーが初日からマイヨ・ジョーヌ!

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2026ツール・ド・フランス開幕!

2026ツール・ド・フランスはスペインのバルセロナでのチームタイムトライアル(TTT)から始まった。その第1ステージのコースや特別ルールなど、そして優勝予想は「今日の2026ツール第1ステージのコース紹介と優勝予想」を見てもらいたい。

選手たちはチームタイムトライアルの試走を当日行ったのだが、その試走中Lotto-Intermarchéのエースである24歳のベルギー人スプリンターのアルノー・デ・リー(Arnaud De Lie)が試走をとりやめるという事態が発生した。次の動画を見て欲しい。

アルノー・デ・リーは今年のジロ・デ・イタリアにも出場していたが、そのジロ前に出場したレースでカンピロバクターに感染し体調を崩し、大会スタート前日のチームプレゼンテーションも欠席、さらに大会開始後も体調は戻らず第4ステージをDNFとなり、早々とジロをリタイアになっていた。

そしてこのツールでも体調不良のようだ。そんなデ・リーだが心配されたものの無事にチームタイムトライアルのスタートに並び出走した。しかしこのまま体調が戻らなければツールも早々とリタイアとなる可能性がある。

そんなアルノー・デ・リーと同じくコンディションが悪そうだったのが、Movistarの若きエース、キアン・アイデブルックスだ。Team Visma | Lease a Bikeから今年エース待遇で移籍してきたばかり23歳が、なんとチームメイトのペースについていけない。

そんな遅れがちなエースを最後までお世話したのが、今年のスペイン個人TT王者となったパブロ・カストリーリョだ。幾度となくエースががちぎれないように最後まで何度も何度も後方を振り返ってエースの姿を確認しながらペースを調整。

本来ならキアン・アイデブルックスがチームの中で最初にゴールする予定だったと思うのだが、エースのコンディションがあまりよろしくないということで、ツール初日からMovistarは予定が狂ってしまった。

そんなMovistarと対照的に狙いどおりの走りを見せたのがこの日の優勝候補チームの1つ、Netcompany INEOS Cycling Teamだった。

途中で総合エース候補の1人ケヴィン・ヴォークランがパンクで脱落するも、終盤はトビアス・フォスとフィリッポ・ガンナというTTスペシャリストのコンビが快走し、そこから最後はガンナが飛び出してゴール。マチュー・ファン・デル・プールから暫定1位の座を奪うことに成功する。

そして今年のツールの台風の目となるかと大注目のポール・セクサスだが、そんなガンナから約30秒遅れでDecathlon-CMA CGMの先頭でフィニッシュ。

続くLidl-Trekは中間計測ではNetcompany INEOSの記録を上回る走りをみせるも、最後の飛びたったフアン・アユソーは惜しくも8秒ほどガンナに届かず。

また個人TT世界チャンピオンのレムコ・エヴェネプールを擁するRed Bull-BORA-hansgroheも10秒ほどガンナに届かない。

このままNetcompany INEOSの優勝かと思われたが、TTTという点ではその最大のライバル、Team Visma | Lease a Bikeがとんでもない速さでコースを滑走していく。

エースであるヨナス・ヴィンゲゴーの最終発射台を務めるのは、今年のジロで何度も同じようにヴィンゲゴーの発射台を務めた23歳のイタリア人ダヴィデ・ピガンゾーリ!

そしてヴィンゲゴーが最後はガンナより約8秒速くフィニッシュし暫定1位へ。

残すチームはタデイ・ポガチャル率いるUAE Team Emirates – XRGのみ!

タデイ・ポガチャルの最終発射台は22歳のイサーク・デル・トロ!ここからポガチャルも踏み込む!

ポガチャル、ヴィンゲゴーに約11秒届かず!そしてガンナのタイムにも少しだけ届かず。

これをもって第1ステージ優勝はヴィンゲゴーのTeam Visma | Lease a Bikeに決定。2位はINEOS Grenadiersで、3位はUAE Team Emirates – XRGとなった。

ヴィンゲゴーが初日からいきなりマイヨ・ジョーヌに袖を通すというこれまでにない物語で今年のツール・ド・フランスが始まった。55年ぶりの初日チームタイムトライアル、そしてヴィンゲゴーが初日からマイヨ・ジョーヌというこの日の結果は、はたして2026ツールの結末にどのような影響を与えるのだろうか。

なお、第2ステージからTeam Visma | Lease a Bikeはプロトンのコントロールを担うことになるわけだが、その第2ステージは斜度10%の登りフィニッシュとなっているため、ヴィンゲゴーも狙おうと思えば狙える。もちろんポガチャルも大好物なコースだろう。ポガチャルが動けばヴィンゲゴーも動かざるを得ず、逆もまた然り。優勝すればボーナスタイムが得られる。

Team Visma | Lease a Bikeとすればプロトンのコントロールで余計な力を使いたくないわけで、さっさとマイヨ・ジョーヌを手放すという作戦もあり。同じことをUAE Team Emirates – XRGも考えているならば、両チームは明日動かず、逃げ切りを容認する可能性もあり得る。

第2ステージのTeam Visma | Lease a BikeとUAE Team Emirates – XRGの動きにも注目だ。

🐷「優勝予想的中。やったぜ」

第1ステージハイライト動画

のちほど。

結果

ステージトップ10

順位チーム名タイム平均速度
1Team Visma | Lease a Bike21:4753.950km/h
2Netcompany INEOS21:5553.650km/h
3UAE Team Emirates – XRG21:5953.489km/h
4Lidl – Trek22:0353.328km/h
5Red Bull – BORA – hansgrohe22:0653.212km/h
6Decathlon CMA CGM Team22:2652.415km/h
7Alpecin – Premier Tech22:2652.413km/h
8Groupama – FDJ United22:2852.312km/h
9Bahrain – Victorious22:3452.081km/h
10Team Jayco AlUla22:3851.958km/h

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike
2Filippo GannaNetcompany INEOS0:08
3Tadej PogačarUAE Team Emirates – XRG0:12
4Juan AyusoLidl – Trek0:16
5Remco EvenepoelRed Bull – BORA – hansgrohe0:19
6Isaac del ToroUAE Team Emirates – XRG0:26
7Davide PiganzoliTeam Visma | Lease a Bike0:28
8Florian LipowitzRed Bull – BORA – hansgrohe0:35
9Paul SeixasNetcompany INEOS0:38
10Tobias FossDecathlon CMA CGM Team0:39

各賞1位

ポイント賞Egan Bernal(Netcompany INEOS)
山岳賞Tadej Pogačar(UAE Team Emirates – XRG)
新人賞Juan Ayuso(Lidl – Trek)
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