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2026年ロード世界選手権ベルギー代表発表。エヴェネプールとファンアールトがダブルエース
今月20日から27日の日程でカナダはモンレアル(モントリオール)で開催されるロード世界選手権に向けて、ベルギーが代表選手を発表した。
男子エリートロードレースは、レムコ・エヴェネプールとワウト・ファン・アールトのダブルエース体制となる。タデイ・ポガチャルが出場を取りやめたことで、ベルギーは優勝候補筆頭となる。
そのベルギーチームの男子エリートロードレースの代表選手は次のようになる。
| 選手名 | 所属チーム |
|---|---|
| レムコ・エヴェネプール | Red Bull-BORA-hansgrohe |
| ワウト・ファン・アールト | Team Visma | Lease a Bike |
| ティシュ・ベノート | Decathlon-CMA CGM |
| マキシム・ファンヒルス | Red Bull-BORA-hansgrohe |
| ティボー・ネイス | Lidl-Trek |
| クィンティン・ヘルマンス | Pinarello-Q36.5 Pro Cycling Team |
| ジャンニ・フェルミールス | Red Bull-BORA-hansgrohe |
| アレック・セガールト | Bahrain Victorious |
| 選手名 |
|---|
| レムコ・エヴェネプール(Red Bull-BORA-hansgrohe) |
| アレック・セガールト(Bahrain Victorious) |
| ルネ・ヘレホーツ(UAE Team Emirates – XRG) |
このようにエヴェネプールとセガールトは、ロードレースと個人タイムトライアルの両種目に出場する。
ベルギー代表監督が重視しているのは、2人のエースがどのタイミングで攻撃し、どの局面で待つのかを事前に決めておくことだ。
世界選手権のロードレースでは、チームスタッフと交信するための無線イヤホンを使用できない。そのため、レース中に監督から細かな指示を受けることはできず、選手自身が状況を判断しなければならない。
エヴェネプールとファン・アールトは、どちらも優勝を狙える実力を持つが、一方で2人が別々に勝利を目指せば、重要な局面で戦術が分裂する危険もある。
パウエルス監督は、それぞれが理想とする勝利パターンを確認したうえで、両者の希望を組み合わせたチームプランを作成する方針だ。大会直前まで話し合いを先延ばしにせず、約10日前から本格的な戦術会議を行うという。
🐷「レムコとワウト……..いつぞやの世界選での二人の思惑のズレ、レース中とその後の不協和音が思い出されますねぇ!」
🐷「あれからレムコも精神的に成長…….した?」
🐷「あのときの世界選のようにならなければいいが……いやでも、正直また同じようになるかもと期待する気持ちもあるブヒね」
タデイ・ポガチャルの欠場は、男子ロードレースの勢力図を大きく変える。
ポガチャルが出場すれば、各国はスロベニア代表とポガチャルの攻撃を基準に戦術を組み立てることができた。しかし、その絶対的な基準がなくなったことで、エヴェネプールとファン・アールトを擁するベルギーがレースを動かす立場になった。
おそらく全ての国がベルギーの一挙一投足を警戒してくるだろう。だからこそベルギーはダブルエース体制なのだろう。ベルギー代表監督も自国が優勝候補として見られることを受け入れている。
ただし、スタートからフィニッシュまで集団を牽引し他国のためにレースを管理するつもりはないようで、強力なアシスト陣を利用して有利な展開を作りながら、必要な局面でエヴェネプールまたはファンアールトを勝負に送り込むことが基本方針となるもよう。
今回のベルギー代表の勝利の方程式は2パターンある。
1つは早い段階での仕掛けで長距離アタックや少人数の独走勝負になれば、エヴェネプールの圧倒的な巡航力が武器となるという展開。
もう1つは、エヴェネプールの攻撃が封じらた場合に少人数集団でフィニッシュへ向かえば、スプリント力の高いファンアールトが勝負できるという展開だ。
この二段構えは他国にとって大きな脅威だ。エヴェネプールを追走すればファンアールトを温存させることになり、追走をためらえばエヴェネプールの独走を許す可能性がある。
ベルギーに必要なのは、2人のエースの能力を競合させず、互いの攻撃力を勝利への選択肢として機能させることだ。無線のない世界選手権でどのようにして役割分担を徹底できるかが、ベルギーのアルカンシェル獲得の最大のポイントとなる。