カラパス猛攻もエンリク・マス総合優勝が実質確定。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージはベテランのミケル・ランダがステージ優勝

2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージはミケル・ランダがステージ優勝。カラパスが猛攻撃もマス、ガル、ログリッチは崩れず、マスの総合優勝が実質確定。

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ついに2026ブエルタ・ア・エスパーニャの天王山、実質的に総合優勝が決まる第20ステージとなった。この日は3級山岳1つ、1旧山岳3つ、そして最後に超級山岳の山頂フィニッシュとなるコースだった。そのコースプロフィールがこちら。

2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージのコースプロフィール

この日はレース序盤の落車で、Team Picnic PostNLのクリス・ハミルトンとDecathlon AG2R La Mondialeのマシュー・リッチテッロが落車して、なんと最終日前日に残念すぎるリタイアとなった。

このうちクリス・ハミルトンはかなり痛そうに大きなうめき声をあげていて起き上がれず。マシュー・リッチテッロは一度レースに戻れたもののしばらく走ってリタイアとなった。

この日はEF Education-EasyPostの総合4位のリチャル・カラパスが最後のチャンスで全力で攻撃をしかけるという宣言(?)をレース前にしており戦意満々だった。

そしてその言葉どおりレース中盤にもかかわらず、次の動画のように連続で攻撃をしかける。狙いは総合順位で1つ上にいるDecathlon AG2R La Mondialeのフェリックス・ガルを落とすこと、その差は2分16秒(あわよくば2位のログリッチも?)。

そんなカラパスは残り38kmをあたりで登場する1級山岳プエルト・デ・エル・ドゥケ(登坂距離7.4km、平均斜度8.3%)でもチームメイトのアシストを受けながら何度も攻撃をしかける。

だがフェリックス・ガル、プリモシュ・ログリッチ、エンリク・マスの3強を崩すことは叶わない。

Team Visma | Lease a Bikeは総合11位のセップ・クスのためワウト・ファン・アールトが牽引。

ワウトはこの日は逃げに乗って中間スプリントを1位通過しポイントを稼ぎ、ポイント賞マイヨ・ベルデを確定させていた。

そしてプロトンはついに今大会最後の超級山岳にして、歴史上プロロードレース初登場のコリャド・デル・アルガシルに入る。 この登りのプロフィールがこちら。

超級山岳コリャド・デル・アルガシル

その伝説となるであろう超級に最初に入った逃げはミケル・ランダ(SoudalーQuickStep)、トビアス・ヨハンネセン(Uno-X Mobility)、そしてラムセス・デブライネ(Alpecin-Premier Tech)。

Uno-Xはトビアスを絶対に逃げから勝たせようとトビアスのために3名のチームメイトを逃げに送り込んでいたが、トビアスはそんなチームメイトの働きに報いることができるか?そして第7ステージ以来の大会2勝目を挙げられるか?

🐷「うおおお!ランダいったああああああああああ!!」

今年いっぱいでSoudalーQuickStepから生まれ故郷バスクのエウスカルテル・エウスカディへ移籍するミケル・ランダが地元のスペインで熱い走り!地元のファンを沸かせる!

だがトビアス・ヨハンネセンも完全に墜落するのではなく、ダメージを最小限に食い止めるる走りでランダとの差をコントロール。まだ諦めない走りを続ける。

総合争いではカラパスがやはり攻撃をしかけたりもするも均衡が崩れないまま残り1.2km……

ここでフェリックス・ガルが会心の一撃!Movistarのスキをついて加速!これに対応できたのはエンリク・マスだけ!

1日中攻撃していたカラパスは断続的な攻撃の繰り返しで疲労困憊?そしてログリッチはもはや総合2位死守に切り替えて無理に追わない作戦?

そこからガルはマスをも振り切る走りを見せる。もちろんマスはガルを無理に追う必要はなく、ログリッチだけをチェックしておけば良かったとはいえ、最後にガルが強さを見せた。

そしてレース先頭ではミケル・ランダが力強さを失わずステージ優勝を達成。

SoudalーQuickStepでの最後の年に有終の美となるグランツールのステージ優勝となった。これで気持ちよく来年に気持ちを向けることができるだろう。

そしてガルはマスを引き離したままゴールして総合3位を確定。マスもそのガルから少し遅れてゴール。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を実質的に確定させた。

そんなマスから少し遅れてプリモシュ・ログリッチもゴールし、総合2位を確定。

この日もっとも熱く動いたリチャル・カラパスはその苦労が報われなかったが、一か八かの漢の勝負に出たことは称賛に値する。価値ある総合4位と言えるだろう。

ハイライト動画

のちほど。

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Mikel LandaSoudal Quick-Step
2Tobias Halland JohannessenUno-X Mobility0:47
3Ramses DebruyneAlpecin – Premier Tech1:27
4Pau MiquelBahrain – Victorious3:00
5Urko BerradeEquipo Kern Pharma4:12
6Jan HirtNSN Cycling Team4:18
7Jørgen NordhagenTeam Visma | Lease a Bike4:35
8Sepp KussTeam Visma | Lease a Bike,,
9Walter CalzoniPinarello Q36.5 Pro Cycling Team4:48
10Lorenzo FortunatoXDS Astana Team4:53

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Enric MasMovistar Team
2Primož RogličRed Bull – BORA – hansgrohe2:15
3Felix GallDecathlon CMA CGM Team2:44
4Richard CarapazEF Education – EasyPost6:54
5Sepp KussTeam Visma | Lease a Bike8:45
6Oscar OnleyNetcompany INEOS9:28
7Jakob OmrzelBahrain – Victorious10:38
8Clément BerthetGroupama – FDJ United11:41
9Cristián RodríguezXDS Astana Team11:59
10Harold TejadaXDS Astana Team14:40

各賞トップ3

ポイント賞

順位選手名(チーム名)ポイント
1Wout van Aert(Team Visma | Lease a Bike)326
2Matthew Brennan(Team Visma | Lease a Bike)239
3Alessandro Romele(XDS Astana Team)171

山岳賞

順位選手名(チーム名)ポイント
1Santiago Buitrago(Bahrain – Victorious)78
2Wout van Aert(Team Visma | Lease a Bike)62
3Andreas Leknessund(Uno-X Mobility)36

新人賞

順位選手名(チーム名)タイム
1Oscar Onley(Netcompany INEOS)
2Jakob Omrzel(Bahrain – Victorious)1:10
3Léo Bisiaux(Decathlon CMA CGM Team)17:24

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