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キャノンデール、創業の地コネティカット州の米国本社を閉鎖へ。北米事業はカリフォルニアに移転
アメリカのバイクブランドCannondaleが同国コネチカット州にある本社を閉鎖する。従業員や関係者に対してそのようにアナウンスがあったようだ。
情報源:Cannondale Closing Connecticut Office and Relocating to California; Over 100 Jobs Impacted
Cannondaleが1971年の創業以来拠点としてきた米コネティカット州を離れる。情報源記事によると同社は同州のオフィスを閉鎖し、北米の営業・事業運営をカリフォルニア州サンタクルーズへ移す方針を従業員と販売店に伝えた。
閉鎖に伴い、143人の従業員が影響を受ける可能性がある。
2022年には、オランダのコングロマリット企業Pon.BikeによるDorel Sportsの買収を通じて同Ponグループの傘下に入っている。
今回の発表は半世紀以上にわたる地元との関係に大きな節目をもたらす。同時に、北米の販売体制をグループ内で連携させ、そしてグローバル本社をオランダに置く新体制への移行でもある。
今回の再編では北米事業とグローバル本社機能で移転先が異なる。
まず北米の営業・事業運営はカリフォルニア州へ移る。同州には親会社であるPon.Bike傘下にある2つのバイクブランド、SANTA CRUZとCervéloの拠点がある。それらとの連携を強める方向だ。
一方でグローバル本社は現在の欧州本社があるオランダのワウデンベルフへ移転する。
研究開発とエンジニアリングについては、引き続きドイツのフライブルクを拠点とする。米国拠点の移転と、欧州における本社・開発機能の配置を組み合わせた組織再編となる。
北米では今後は営業担当者がCannondale、Cervélo、SANTA CRUZの3ブランドについて販売店の共通窓口を担うもよう。
会社側はその目的として、販売店がCannondaleと取引しやすい体制を整え、Pon.Bike傘下のほかのブランドにもアクセスしやすくすることだと説明する。
ただし、営業窓口の共通化に伴ってブランド自体を一本化するという発表ではない。同社は声明で、各ブランドがそれぞれの独自性、製品ラインアップ、ライダーとの関係を維持すると説明している。
再編は従業員の雇用にも及ぶ。
バイクメディアのBicycle Retailer and Industry Newsは、Cannondaleがコネチカット州労働当局に提出した書類に閉鎖の影響を受ける可能性がある従業員143人が記載されていると報じているようだ。
Cannondaleはオフィス全体を閉鎖し、そこで働くほぼすべての従業員が影響を受けると説明しているもよう。情報源記事では閉鎖の完了時期を2027年半ばとし、一部の従業員は同年末までの在籍となると見ている。