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【2019パリ~ルーベ】プロが使った機材やバイクの工夫について

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今年のパリ~ルーベではプロたちは、どんな機材を使い、どんな工夫を各自のバイクに施していたのか?




ワシがごちゃごちゃ書くよりも、画像を見てもらったほうがええに決まってるから、次の情報源記事でいろいろバイク写真をチェックしてくらはい。


情報源:Roubaix tech gallery: Chain catchers, fat tires, and road bike suspension


何も書かないで終わりというのもなんかアレやから、情報源記事の中のネタからいくつか抜粋して簡単に紹介しとく。


まず、チームSkyの新型Pinarerllo Dogma S10について。電子制御によるサスペンション機構を搭載したDogma。なぜかChristian KneesとFilippo Gannaの2名だけは使わなかったもよう。


開発陣は頑張って開発したんやろうけど、毎度のことながらチームSkyの成績や現状の力では、いくらPinarerlloが「新型や!」とアピールしたところで、Specializedとかと比べると「Specializedのほうが最先端!性能がいい!Pinarerlloは名前だけのオワコン!」という印象になっちゃうよね。実際はどっちもたいして変わらんと思うんやけど。


でもま、もうちょっとチームSkyは頑張らなあかんよ。クラシック班のメンツの補強を。明らかにチーム力足りてへん。Pinarerlloの評判も下がる一方やで。カワイソウ。




次にタイヤ幅。タイヤについては昨日の記事でチームUAEのクリストフのタイヤについてネタにした。乱暴にまとめると、「チューブレスタイヤ使って後悔したわ。チューブレスは二度とルーベで使うわんわ。クソが」みたいな内容。




で、クリフトフは25mmのチューブレス使ってた。一方で、情報源記事によると28mmチューブラーを使うチームもあって、Trekに至っては30mmチューブラーやね。チームSkyは27mmチューブラー。


ホイールとの相性もあるやろうけど、なんだかんだで、普通のロードレースはほぼみんな25mmやろうから、それよりもバリエーションに富んでる感じやね。


石畳区間も約55㎞ぐらいあったわけやけど、それ以外は舗装路だけに、舗装路でアタックをかけたりすること、最後のベロドームでのスプリントを考えると、単にパンクしにくいということだけ考慮すれば終わりといかないだけに、なかなか悩ましい。各自が何を戦略の中心として捉えるかによるとも言える。トラブル防止最優先か、舗装路のアタック最優先か、石畳での攻撃が最優先か。


また、振動対策の一環として多くのチームがボトルケージをカーボンからアルミ素材のそれに変更していたもよう。アルミのケージのほうがガッツリとボトルを挟んでくれるんかな?あとは、落車したときにケージが壊れにくいか。


Shimanoのコンポを使うチームは、Di2のクライマースイッチを搭載してるのも多かったみたいね。というのも、パリ~ルーベってずっと平地だらけと思われがちやけど、例年、何気に1日の獲得標高が1200m以上あったりするんよね。小刻みなアップダウンが断続的にくるからね。


あとディスクブレーキバイクがもはや普通に入る時代になったわけやけど、パリ~ルーベ仕様として、クイックリリース型スルーアクスルを使ってたチームもあるね。CerveloのSunwebとかCannondaleのEFとか。


ま、とりあえず選手もメカニックもおつかれさん。


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