トム・ボーネンが現役復帰か?
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スイスの英雄ファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara)の友人にして最強のライバル、ベルギーの英雄トム・ボーネン(Tom Boonen)。二人がクラシックで激しくぶつかったレースの日々は今でもロードレース史上の語り草の1つ。低迷していたクラシックの人気・権威を復活させ、クラシックの興奮とその憧れを次世代に伝えた功績は大きい。なおコカイン( )
さて、そんなボーネンだが、なんと現役復帰が頭にあるとのこと。ラジオでそのように述べたもよう。
情報源:Tom Boonen admits he often considers making a professional comeback
情報源記事によれば、ベルギーのラジオで次のように発言。
“I still watch a lot of competitions, because I am an analyst. I still cycle occasionally to try to stay fit. However, that is not as good as before.”
訳「ワシは今でもまだたくさんのレースを見てるんよ、ワシは分析するのが好きやしね。今でもまだ時々現役時代の力をキープするためバイクトレーニングしてるんよ。でも、以前ほどの強さはないけどね」
“Last week I said, how easy or how hard would it be? I sometimes ask myself that question. Certainly because of the return of [tennis player] Kim (Clijsters). It is an option.”
訳「先週も言ったことやけど、仮に今ワシがパリ~ルーベなどのクラシックに復帰したとして勝てそうか?と今でも自問自答することがあるんよ。テニスの女性プロ選手の キム・クライシュテルス(Kim Clijsters)という例もあるしね。現役復帰も1つの選択肢やろね」
キム・クライシュテルスは、あのウィリアムズ姉妹にも引けをとらないパワーを持った選手で、強力なフォアハンドを武器にするベースライン・プレーヤーとして名を馳せた。全豪優勝、全仏準優勝、全英ベスト4、全米優勝の経験を持つ。
2007年に現役を引退。その時は世界ランキング4位。しかし、2009年に現役へ復帰。なんと復帰したその年に全米オープンで優勝。なんやこの化け物。
彼女を引き合いにだして、ボーネン自身も復帰を考えることがあるもよう。でも現実問題、もうすぐ40歳やしね。契約するチームがあるかって話。プロ契約するならチームも最低年俸は出さなあかんしね。本人もパリ~ルーベとかに出られる一流チームしか相手にせーへんやろし。
まぁ普通に考えれば現役復帰はないと思うけどね。