やはりツールの8月開催は不可能か。フランスのスポーツ省大臣が疑問を呈する
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少し前にUCIにより、今年のツール・ド・フランスは8/29~9/20に開催するとの発表があった。
しかし、フランス政府のスポーツ省大臣Roxana Maracineanuは、フランス紙L’Equipeに対して、9月いっぱいまで同国でのスポーツイベントの禁止が延長される可能性を示唆。
そして、「ツールが今年なくなっても、それは世界の終わりというわけではない」と述べたもよう。
L’Equipe紙:Roxana Maracineanu : « Le sport ne sera pas prioritaire dans notre société »
同紙で、大臣Roxana Maracineanuは次のように述べる。
« Ce qui est certain, c’est que le sport ne sera pas prioritaire dans notre société
訳「確かなことはスポーツは社会にとって最優先事項ではないということよ」
Il n’est pas prioritaire aujourd’hui dans les décisions qui sont prises par le gouvernement. »
訳「それは政府が今現在そう考えているということよ」
« Si ça n’est pas possible, ça ne sera pas la fin du monde,
訳「もしツールが開催できなくても、世界が終わるわけじゃないのよ」
Évidemment une reprise à la mi-juin est le scénario optimum mais il y en a d’autres. Celui d’une reprise peut-être en septembre des championnats, voire d’une saison blanche cette année pour pouvoir reprendre au mieux la saison prochaine. »
訳「はっきりいえることは、政府としては6月中旬には状況は好転するだろうという楽観論があったこと、しかし、そうはならなかった。イベントの制限は世界選のある9月まで続くかもしれないし、さらには翌年のために念を入れて冬まで続くかもしれない」
この口ぶりからすると、8月~9月のスポーツイベントも困難と考えざるを得ないが、さてどうなるやら。