自作電動アシスト自転車が発火、消防隊が鎮火
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世界の自転車市場を牽引する2つのトレンド、それはグラベルロードバイクと電動アシスト自転車である。それは世界支配者であるシマノ様自身が決算レポードでそのように言及しているほど。
そんな電動アシスト自転車が発火し、消防隊の出動が必要になるほど危険に燃え盛る事件が報告されている。下のとある消防署のFacebookの投稿を見てほしい。
Facebook:Chichester Fire Station(チチェスター消防署)
今回の発火事故は、英国のチチェスターという地域で発生した。御覧のような無残な有様である。
この発火事故の特徴は、どうやら個人が勝手にDIYした電動自転車だったという点。本来の普通の自転車に、勝手に電動アシストシステムをつけて改造した自転車だったもよう。バッテリーとして使われたのはリチウムイオン電池。
リチウムイオン電池の発火事故というのは、何も電動アシスト自転車だけに限らない。特にスマホやモバイルバッテリーの発火事件は、一時期かなり世間を騒がせたニュースとして記憶に残っているであろう。最近は聞かなくなったからメーカー側がなんらかの対処をしているのだろうか?
電動自転車でも、きちんとした企業の製品を「新品で」買うならばめったなことはないだろうが、今回の自転車のようにDIY(自作)で電動アシストシステムを組み込んだり、中古品の、しかも格安のものを買ったりするのは発火の危険性がかなり高いであろう。
電動アシスト自転車はただ燃えるだけならまだしも、バッテリーが爆発するため、バッテリーで使われている金属やバイクのパーツが爆発で飛び散り、周囲の人間に被害を及ぼすおそれもある。
というわけで、変な改造や中古の格安品を買ったりはやめたほうがいいブヒね。