今年のツールとパリ同時多発テロ
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新コロ助19のパンデミックの恐怖に怯えながらの開催となる今年のツール・ド・フランス。感染とその拡大を防ぐため、ツール史上初の特別な対策が取られる可能性が考えられる。
しかし、今回の情報源記事では、実は世間が思っているよりも大げさな対策は実施されないのではないかと書いている。どういうことなのか?
情報源:Tour de France safety protocols might not be as dramatic as many expect
警戒レベルは、2016年のツールと同レベル?
情報源記事によると、ツール主催者側の責任者Christian Prudhommeはどうやら2016年のツール・ド・フランスで実施されたテロ対策と同種(同レベル)の警戒態勢を取ることを考えているもよう。
2016年のツールは、前年の2015年11月13日に発生した
パリ同時多発テロ事件(死者130名、負傷者300名以上)を受けて、テロを本格的に警戒した中での開催となった。
2016年のツールでは沿道に多数の警官・ガードマンを配置、立ち入り禁止区域・許可区域をブロックで断絶、大きな道路の封鎖や交通統制などの方策が徹底された。
これと同様のことを今年のツールでも行う予定。人通りのコントロールという点ではテロ対策も感染病対策も同じである。
また感染病対策として独自の方策とすれば、マスクの着用(現時点では)、キャラバン隊の縮小、スタート地点とゴール地点の観客の密集の禁止(ソーシャルディスタンス確保)などが導入される予定。(過去記事:ジロはキャラバン隊なし、ツールのキャラバン隊は半減の方向。)
しかし、これらはどれもさほど劇的な対策ではない。こういった方法に比べれば、無観客などの方法のほうがずっとドラマチックでインパクトの強いものである。いわば、誰もが「そらそうやろな」程度の感想しか持たないレベルの当たり前の対策である。
このような意味で、今年のツールではさほど驚くべき革新的な感染予防対策が導入されることはないであろう。
なお、今年のツール・ド・フランスはこれまでになく歴史的・社会的に重要性が高いレースとなるとChristian Prudhomme は言う。それはやはり、新コロ助19の脅威の中で開催されるこの世界最大級のスポーツイベントが、果たして無事に終わるのか、成功するのかを世界が注視しているからである。
悪魔おじさんはマスクして登場かな
いくら元気でも、もういい年だから感染するとまずいはず。
でもやっぱり登場してほしいブヒね。
彼のことだから、おそらくマスクも特別なデザインの悪魔マスクで登場するかも??