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ジロ・デ・イタリア第10ステージを前にして、4名のスタッフ(非選手)から新コロナ陽性が出てしまったミッチェルトン・スコットは同ステージを前にジロから撤退している。
そして同チームは明日までに、今月10/20から始まるブエルタ・エスパーニャにチームとして参戦するかどうか、チーム内で話し合いの場を設けるもよう。
情報源:Mitchelton-Scott set to have internal discussions on Vuelta a España participation
情報源記事でチームのジェネラルマネージャーBrent Copelandが言うには、そのオープンな話し合いでしっかりと各人の意見を聴きたいということ。結論ありきで議論を誘導したりするのではなく、あくまで誰もがフラット立場で意見を交換する場にするとのこと。
そしてチームが懸念するのはやはりヨーロッパでの新コロナ第二波が襲来しつつあるという現状である。スペイン、フランス、ベルギーなどはすでに春と同レベルともいえる厳戒態勢へ移っている。
そんな現状では、チームとして果たすべき社会的責任 ―それはまず選手やスタッフを感染から守ること、次にチームの外へ感染を広めないこと― を考慮すれば、ブエルタ参戦には慎重さが必要なのではないか、というのが議論の背景にある。
また、ジロでの陽性検出のように新コロナはその直前までは陰性で、ある時突然陽性へと変化する性質を有する。つまり、予測ができない。
ジロと同じように参戦したもののある日突然撤退ということになれば、チーム、スポンサー、レース主催者側、そしてファンにとっても不幸である。
そこで、チーム内でまずは意見を交換しようということになった。
なおジロに参戦していた選手やスタッフたちと、ブエルタ参戦組は完全に別行動であり、直近の接触はないとのこと。