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Deceuninck-QuickStepのエーススプリンターのサム・ベネット(Sam Bennett)、そして若きポルトガル人で将来のグランツールエース候補であり、現在レムコ・イヴェネプールとともにダブルエースとしてジロに参戦中のジョアン・アルメイダが、今年限りでチームを去る。同チームのボス、パトリック・ルフェーブル(Patrick Lefevere)がそう明言した。
突然の驚きの移籍宣言だ。チームはすでに、レムコ・イヴェネプール、ジュリアン・アラフィリップ、そしてカスパー・アスグリーンといった主要選手の契約更新を発表している。しかし、ベネットとアルメイダについてはこれまで契約更新の話がなかった。
まず、サム・ベネットについては次の記事を見てほしい。
情報源:LEFEVERE BEVESTIGT VERTREK SAM BENNETT: “IK HEB NIET ZOVEEL GELD ALS BEPAALDE GASTEN”
この記事はベルギー紙WielerFlitsのものであるが、同メディアに対してルフェーブルが語ったところによると、サム・ベネットを引き留めるだけの金銭的余裕がチームになかったという内容のことを話している。
サム・ベネットについては以前から南米のメディアやガゼッタ紙(La Gazzetta dello Sport)が、Bora-hansgroheに戻るとの憶測を書いていたが、本当にBora-hansgroheに戻るかは別として、今回のルフェーブル談話によりDeceuninck-QuickStepを去ることは確実だ。
それにしてもサガンとアッカーマンがいる限りメジャーレースで走れないから、Deceuninck-QuickStepに移籍したのに、またBora-hansgroheに戻るならば同じことの繰り返しになるのではないか?しかも移籍のときにはかなりモメた経緯があるだけに、Bora-hansgroheの心証はあまりよくないと思うのだが・・・
もしかしたら、アッカーマンかサガンがBora-hansgroheを離れるのだろうか。そのどちらかが移籍すれば、たしかにサム・ベネットが戻ってきても居場所はあるはず。はたして・・・
情報源:Almeida set to leave Deceuninck-Quickstep as well as Bennett, says Lefevere
アルメイダについても今回の談話は地元のベルギー紙Het Nieuwsbladにてルフェーブルが書いたものだ。両者の引き留めに失敗したのか、金銭的な折り合いがつけられなかったのか、その具体的なところはわからない。
ただ、情報源記事では「アルメイダのマネージャーが、契約の交渉について”リスペクト”をほとんど払わなかった」というルフェーブルのコメントが紹介されている。
アルメイダの実力・将来性を考えれば欲しがるチームはいくつもあるはず。そこが多くの契約金を用意していれば、やはりDeceuninck-QuickStepが勝てる道理はほとんどない。ひょっとしたらアルメイダのマネージャーはすでに他チームとの契約をほとんど終わらせており、巨額の契約金を確実なものとしているのかもしれない。だとすればもうDeceuninck-QuickStepと交渉はハナからするつもりはなく、ルフェーブルがどう言おうが聞く耳もたなかったというのもあり得るか。