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ベルギーのワールドツアーチームのIntermarché-Wanty-Gobert Matériauxが使うバイクブランドCUBEから、2022年モデルのエンデュランス系エアロロードバイク「AGREE(アグリー) C:62」シリーズが発表された。
今回の新モデルではフレームデザインが刷新され、ディスクブレーキに最適化かつエアロ性能が大きく向上した。
製品PVをどうぞ。
AGREEはエンデュランス系のエアロロードバイク。ガチレース系エアロロードバイクはLITENINGが担当する。だがアマチュアにとってプロのようなガチガチの剛性は必ずしも必要ではないことを考えれば、快適性とエアロ性能とを両立させ気持ちよく長距離を走るならばAGREEが最適と言える。
1つおもしろいのはこれ。
上の製品PVにおける1コマだが、トップチューブになんかバッグようなものがついている。これは取り外し可能なツール入れとなっている。もちろんAGREE専用設計でエアロ性能を落とさないようデザインされている。
このような仕組みで開くようになっている。
エアロ性能という観点では、これまでのAGREEと比べて同じ速度でも10ワットのパワーが節約できるようになっているらしい。いったいどんな速度で何分走り続けた場合の話なのか、詳細な条件は不明だが、公式ではそう謳っている。
これまではAGREEは、ワイヤーが完全内装ではなかったが、この新作2022モデルからはワイヤー類は完全内装となっている。これがエアロ性能向上に貢献しているのだろうが、それだけでなく見た目がすっきりしてかっこよく(今風)になった。それを実現するためのステムとハンドルのシステムが次の動画で解説されている。
タイヤは28Cタイヤが標準。これは上述のガチレース向けモデルのLITENINGでも同様だ。他のブランドでもエアロロードバイクは28Cを標準とするものが多くなっているが、CUBEもそのトレンドに追従している形。何年も前からいい続けていることだが、やはりこれからは28Cの時代となるか?25C全盛時代は短命で終わる?それとも生き続ける?
さてこの新型AGREE C:62だが、そのシリーズ一覧画像を見るとこうなっている。黄色の丸印の部分に着目してほしい。
ぼやけた加工がなされている。まるで何か見せたくないものを隠しているようだ。
さらに、おそらくAGREE C:62の最上位モデルであろうAGREE C:62 SLTのスペックを見ていると、ブレーキやドライブトレインについての項目でこんなことが書かれている。(海外公式:AGREE C:62 STLのページ)
[This component is subject to an embargo until 31.08.21]
訳「2021年8月31日までは発表禁止」
あっ…(察し
である。
おそらく新型デュラエースまたは新型アルテグラのどちらかが搭載予定なのだろうが、価格帯的に考えると新型アルテグラだろう。
またガチレース向けのLITENINGもこのAGREE C:62と同様に、「[This component is subject to an embargo until 31.08.21]」という表現があり、画像も同じようなボヤけた加工がなされている。こちらはおそらく新型デュラエース搭載だろう。
日本公式代理店は塩野自転車だ。まだ最新型2022年モデルのLITENINGとAGREEの情報はアップされていないが、来月にでもなればそのうち掲載されるだろう。ちょくちょく覗いてみるといいかもしれない。(塩野自転車:CUBE)
なお、公式スペックによるとAGREE C:62 SLTの完成車は、コンポに新型アルテを使うとして、ホイールにMavic Cosmic SL 45カーボン、タイヤにContinental Grand Prix 5000(Kevlar, 28-622)を履かせたもので総重量7.3kgとなっている。なおその場合の価格は不明。