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ロードレースの2022E3サクソバンク・クラシック

またこれか。2022年E3サクソバンクの感想と結果とハイライト動画

2022E3サクソバンククラシックの感想と結果

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今夜のE3サクソバンク・クラシックは、モニュメントの王様ロンド・ファン・フランデレンの優勝を占う重要なレースと言われ、今年は新城幸也も出場する。

ちなみに過去のE3優勝者とロンド優勝者のデータの比較をした記事はこちら

2022年E3のコース

スタート前に出走サインをするときにリタイア

残り50kmですでに優勝候補らの強力な先頭集団が形成

序盤の逃げは、以下の9名

  1. Jonas Koch (Bora-hansgrohe)
  2. Lewis Askey (GroupamaーFDJの)
  3. Luke Rowe (INEOS Grenadiers)
  4. Jenthe Biermans (Israel-PremierTech)
  5. Alexis Gougeard (B&B Hotels – KTM)
  6. Victor Koretzky (B&B Hotels – KTM)
  7. Mathijs Paasschens (Bingoal Pauwels Sauces WB)
  8. Lindsay De Vylder (Sport Vlaanderen-Baloise)
  9. Niklas Larsen (Uno-X)

しかし、GCNでの配信がスタートする直前の段階(ゴールまで残り110km)では逃げのメンツが変わって以下の選手らに。

ただこの逃げも後方の集団に捕まり、結局残り52kmあたりで16名の強豪選手らによる先頭集団ができあがる。

その中には、優勝候補のカスパー・アスグリーン(Kasper Asgreen)とワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)の2人や、Jumbo-Vismaのティシュ・ベノート(Tiesj Benoot)、クリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)、それにミラノ~サンレモで優勝したマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )など錚々たるメンツが含まれていた。

残り42kmのパテルベルグでワウト・ファン・アールトがアタック!

ロードレースの2022E3サクソバンク・クラシック

ワウト・ファン・アールトが残り42kmの地点にある石畳の登りパテルベルグでアタック。ロンド・ファン・フランデレンでもおなじみの登りでの加速だ。

これにチームメイトで、今年からJumbo-Vismaで走るクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)がアシストとしてついていく。今年何度も見ている2人の光景だ。

(‘A`)「またこれか」

案の定、この2人と後方の集団との差が少しずつ開いていく。後方は協調しているようでみんな微妙に牽制してて速度あがらず。

(‘A`)「うん、いつもどおりやね」

クイックステップはカスパー・アスグリーンだけしかおらず、一方でイネオスとFDJは複数名ずつ。でもその両チームが引くということもなく、みんな仲良く沈没。

最後どうすんの?

そしてJumbo-Vismaのその2人のランデブーはついに残り1km。追走グループとの差はもう2分近い。余裕の勝利確定。

しかし、ここでふと思ったのが、

ということ。

ファン・アールトが今年ずっと頑張ってくれているラポルトに勝ちを譲るのか、それとも普通にラポルトがファン・アールトを先にいかせるのか?

ロードレースの2022E3サクソバンク・クラシック

結局は、2人で仲良くいっしょにゴール。少しの差でワウト・ファン・アールトが1位、ラポルトが2位となった。

このゴールシーンを見て、2020ツール・ド・フランス第18ステージでのリチャル・カラパスとクフィアトコウスキーのINEOS Grenadiersコンビのワンツー・フィニッシュを思い出した。

トップ10

1ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)Jumbo-Visma
2クリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)Jumbo-Visma
3シュテファン・キュング(Stefan Küng)GroupamaーFDJ
4ビニアム・ギルマイ(Biniam Girmay Hail)Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux
5マテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )Bahrain Victorious
6ヴァランタン・マデュアス(Valentin Madouas)GroupamaーFDJ
7ジョナタン・ナルバエス(Jhonatan Narváez)INEOS Grenadiers
8ティシュ・ベノート(Tiesj Benoot)Jumbo-Visma
9ディラン・ファン・バールレ(Dylan van Baarle)INEOS Grenadiers
10カスパー・アスグリーン(Kasper Asgreen)Quick Step-Alpha Vinyl

2022E3のハイライト動画

MVDP is Back!マチュー・ファン・デル・プールも復活の勝利

なおこのE3の同日に行われたコッピ・エ・バルタリ(Coppi e Bartali)第4ステージで、ミラノ~サンレモにおいてサプライズ復帰をとげたばかりのマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)が復帰後初勝利を挙げている。

今夜は、ロンド・ファン・フランデレンを前にして、WVAとMVDPという最強ライバル同士がそろって勝利というロンドの展開を予感させる1日となった。

今年のクイックステップは大丈夫なのか?

個人的に気になるのが、なんか今年のクイックステップはおかしい?ということ。

たしかにファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen)やマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)で勝ち星を重ねているのだが、先日のミラノ~サンレモ、これまでのストラーデ・ビアンケやベルギーのセミクラシックなどを見ていると、過去に何度もみてきクラシックの終盤までレースを支配しているような強さが見られない気がする。

風邪などの体調不良の選手が多かったのも原因か?

これはやはりJumbo-Vismaのチーム力とワウト・ファン・アールトの存在が、クイックステップの思惑をことごとく潰しているのだろうか。

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2 Comments

  1. レース後のコメント読む限りは、ラポルトは先着するつもりはなかったようですね。
    そこはワウトくんとの力の差、実績、パリ〜ニースでのステージ勝利をお膳立てしてもらったことへの感謝などなどを自覚した上での走りだったようです。

    • そうだったのブヒね。たしかにユンボ加入のときは「アシストしまくるで!」で目標を述べてたから、その言葉どおりアシストに徹するのブヒね。

      一方で昨日のヘントのように、終盤の展開次第でラポルトに任せるというレースもちょこちょこありそうブヒね。

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