結末は写真判定！2022アムステル・ゴールド・レースの感想と結果

例年通りならば、4月第2週目の日曜日である本日はロンド・ファン・フランデレンに続いて地獄のパリ～ルーベが開催される。

しかし今日はフランス大統領選が行われるため、フランスは大きなスポーツイベントが禁止される。そのためパリ～ルーベは1週間後ろ倒しとなり、かわりにオランダのアムステル・ゴールド・レースが今日となった。

コース

感想とハイライト

フーイドンク危機一髪？

当初はこの6名の逃げだったが、残り70kmぐらいになると、この中からBardiani-CSFのルカ・ラステリ（Luca Rastelli）が消えて、Jumbo-Vismaのネイサン・ファン・フーイドンク（Nathan Van Hooydonck）とLotto Soudalのヴィクトール・カンペナールツ（Victor Campenaerts）が加わった合計7名の逃げができあがっていた。

途中でフーイドンクがコーナーの出口にあった車に衝突するアクシデント。だが彼は直前にしっかり減速できていたので、実際は衝突というよりもたれかかった感じで済んだ。バイクも体も壊れることなくすぐにレースに復帰。

残り40km。イネオスがプロトンを支配！

だが残り45kmになると上の逃げ集団もプロトンにすべて吸収されてしまう。

そしてそこからイネオストレインがプロトンの前で展開し、レースを支配する動き。かなり積極的に勝ちを狙いにきているように感じさせる。期待できそうだ。エースのトム・ピドコックまたはミハウ・クフィアトコフスキ（Michał Kwiatkowski：KWSK）も調子よさげ。

残り32kmの坂で先行集団が形成

残り32kmとなったきつい登りで先行する11名の集団ができあがる。そこにはイネオスのその2名、マチュー・ファン・デル・プール、シュテファン・キュング（(Stefan Küng）、マルク・ヒルシ（Marc Hirschi）、マイケル・マシューズ（Michael Matthews）たち。超強力な11名だ。今日の優勝はこの中から生まれるのではないかと期待されるには十分すぎるメンツだ。

最後は写真判定！

残り30kmをきって、名物カウベルグを前にLotto Soudalのティム・ウェレンス（Tim Wellens）が動いて先頭でカウベルグを登るが、ブノワ・コスヌフロワ（Benoît Cosnefroy）がその後に追走集団から加速、さらにイネオスのKWSKだけがそのブノワについていく。

ブノワはブタ一押しのメガネっ子だ。丸メガネをかけたときの愛嬌のある顔はプロトン随一。昨年のブルターニュ・クラシックではあのジュリアン・アラフィリップ（Julian Alaphilippe）をスプリントで破って優勝したことが記憶に新しい。

この2人が結局先頭集団としてゴール前2kmまで逃げきってしまう。

そしてゴールまで1kmをきると、

きたきた！

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うおおおお！どっちだ！？表情的にはブノワか？

KWSKｷﾀ━━━━(Дﾟ(○=(ﾟ∀ﾟ)=○)Дﾟ)━━━━━!!!

結果（トップ10）

ハイライト動画