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今年限りで引退する予定のアスタナのヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)。今はブエルタ・ア・エスパーニャに出場中。
そんなニバリだが、来年スイスに誕生するかもしれなプロチームに参加する方向らしい。
情報源:VINCENZO NIBALI E IL FUTURO NEL NUOVO TEAM SVIZZERO DI DOUG RYDER
そのスイスに誕生するプロチームは、「 南アフリカの億万長者により新プロチーム誕生か。元ディメンションデータやクベカ・ネクストハッシュのGMダグラス・ライダーが創設へ動く」で紹介したのを覚えているだろうか。
その記事では、かつてディメンションデータやクベカ・ネクストハッシュでGMをしていたダグラス・ライダー(Douglas Ryder)が創設に動いているチームで、スイス資本の世界最大級の資源商社であるグレンコアの前CEOアイゼン・グラゼンバーグ(現在はスイス在住で熱心なサイクリスト)が、そのバックについているらしいと書いた。
そして今回イタリアメディアのガゼッタ紙(La Gazzetta dello Sport)によると、スイスのスポンサーだけでなくイタリアのスポンサーとしてスポーツウェアブランドのQ36.5もスポンサーにつく方向だとか。
そしてヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)がQ36.5のアンバサダーとなり、かつ、その新プロチームのスタッフ(アドバイザー)としても参加するとか。
さらにその新チームは2026年からワールドツアーに昇格することを計画しているようだ。2026年というのは、来年からワールドツアーライセンスは3年ごとの審査となるからだ。つまり2023~2025が終わった次の3年間が2026年から始まるためだ。
現時点ではマッテオ・モスケッティ(Matteo Moschetti:トレック・セガフレード)、フィリッポ・コンカ(Filippo Conca:ロット・スーダル)、アントニオ・プッポ(Antonio Puppio:イスラエル・サイクリング・アカデミー)といった選手が新チームで走るとの予想がされている。