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今夜の第3ステージがどんなコースだったかは、記事「最大斜度18%!今日のブエルタ第3ステージのコース紹介。ベルナルが動くか?」に書いてあるのでチェックしておいてほしい。
序盤から逃げに乗ったのは10人ほどだったが、残り20kmあたりのボーナスタイムが設定されている三級山岳を前にして逃げは8名に。そのメンバーは、
この8名とのメイン集団とのタイム差はこの時点で7分ほど(通称ブエルタクオリティのため少し怪しいが)。
さすがにこれだけのタイム差だと三級山岳に設定されている山岳ポイントとボーナスタイムはこの8名が独占するため、メイン集団のエースらは動かないまま。
🏁 – 20 km | Etapa 3 – Stage 3 | #LaVuelta21
— La Vuelta (@lavuelta) August 16, 2021
⛰️Puerto de Bocos (3ª categoría)
1⃣ @TobiasBayer_
2⃣ @AntonioSoto94
3⃣ @L_Calmejane
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結局その山岳の頂上をトップ通過したのはAlpecin-Fenixのバイヤーだった。
ついに今日の山頂ゴールとなる1級山岳ブランコに突入。逃げ集団からはAG2Rのカルメジャーヌが先にしかける。
だが7.6kmの距離で平均斜度9.3%、最大斜度18%という難所のせいか決定的な動きにはならず。逃げ集団も少しずつ人数を減らしていくが、なかなかステージ優勝を決定づけるようなアタックが生まれない。
そんな中、これまで逃げ集団の中でなりを潜めていたタラマエが残り3kmで本気アタック!これまでいっしょだったドンブロウスキーとエリッソンドがついにここで陥落!タラちゃん独走開始!
一方、2分半ほど後方のメイン集団でも少しずつ遅れだす選手が増えていく。その中にはJumbo-Vismaのセプ・クスや、Cofidisのギョーム・マルタンなど本来ここで遅れるべきじゃない選手も。
さらに残り2kmを切ったところで東京五輪金メダリストが!
ゴールドを纏うリチャル・カラパスが遅れてしまう。残り600mの時点で集団とは20秒差。ゴールまでにさらにそのタイム差は広がっていき、結局ゴール時には1分10秒ほどのタイムを失うことに。これでひとまずカラパスはイネオスのエースではなくなったと考えていいだろう。
イネオスのダブルエース、エガン・ベルナルとアダム・イエーツはプリモシュ・ログリッチらとしっかりと走り続けた。特にイエーツは昨日落車でタイムを失っているので今日はしっかりと先頭付近でゴールしたいところ。
そして意外にも(?)モビ☆スタの3人、アレハンドロ・バルベルデ、エンリク・マス、ミゲル・アンヘル・ロペスの3人が残っていた。あれ?珍しくトリプルエース(作戦名:トライデント)がうまくいっている??明日は雪だな()。
さて独走のタラマエの背中には、審判カーがついたまま。つまり後続とはだいぶ離れていることを示す。そして・・・
残り距離2.8kmでエリッソンド(TFS)とドンブロウスキー(UAD)を置き去りにしたレイン・タラマエ(IWG)がみごと区間優勝🥇グランツール3勝目、もしかしてマイヨ・ロホも…🤩
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ブエルタ開催中🇪🇸 (@jspocycle) August 16, 2021
Cycle*2021 #LaVuelta21 3st
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やったぜ!タラマエ、オトコマエ!
これでチームのIntermarché-Wanty-Gobert Matériauxは、国別選手権を除けば今シーズン3勝目か?ワールドツアーのチームランキングで最下位争いをしているところだが、はたしてどうなるだろう。
タラマエ自身のブエルタ・エスパーニャでのステージ優勝は2011年以来の10年ぶり。しかも今日の頑張りの結果・・・
Taaramae, Roglic, Mas, Lopez, Valverde, Bernal, Landa📈
— País do Ciclismo (@DoCiclismo) August 16, 2021
Carthy, Bardet, Vlasov, De La Cruz, Kuss, Carapaz, Caruso📉#Ciclismonaespn #lavuelta21 #lv2021 pic.twitter.com/RUmDjHhHnt
タラマエの総合首位キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
人生初のマイヨ・ロホ獲得!!
これはチームの雰囲気も最高になること間違いなし!しかも明日は平坦ステージ(ただし標高1000m超え地帯だが)なので、順当にいけば明日もマイヨ・ロホをキープできる可能性は十分ある。
順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 | ボーナスタイム |
1 | REIN TAARAMÄE | INTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX | – | B : 10” |
2 | JOSEPH LLOYD DOMBROWSKI | UAE TEAM EMIRATES | + 00H 00′ 21” | B : 6” |
3 | KENNY ELISSONDE | TREK – SEGAFREDO | + 00H 00′ 36” | B : 4” |
4 | LILIAN CALMEJANE | AG2R CITROEN TEAM | + 00H 01′ 16” | B : 1” |
5 | ENRIC MAS | MOVISTAR TEAM | + 00H 01′ 45” | – |
6 | MIGUEL ANGEL LOPEZ | MOVISTAR TEAM | + 00H 01′ 48” | – |
7 | PRIMOŽ ROGLIČ | JUMBO – VISMA | + 00H 01′ 48” | – |
8 | ADAM YATES | INEOS GRENADIERS | + 00H 01′ 48” | – |
9 | MIKEL LANDA | BAHRAIN VICTORIOUS | + 00H 01′ 48” | – |
10 | GIULIO CICCONE | TREK – SEGAFREDO | + 00H 01′ 48” | – |
第3ステージ後の総合成績一覧と各賞ジャージは次の記事にまとめてあるので、そちらでどうぞ。
アンテルマルシェはシーズン序盤は各所でいろいろなめられてましたが、蓋を開けてみればグランツール2勝ですから、大したものですよね。
アシストしてるんだかしてないんだかよく分からない動きでおなじみのバルベルデさんが、今日はめちゃくちゃしっかりアシストしてましたね。
モビ☆スタが固まってペース上げまくってましたが、カラパスが遅れてたので、もしやこれで気合い入ってるのか?と邪推したりしてみたり。
あとはこれが最後まで保てばいいですけど…
バルベルデは最後自分であのままゴールまで行くのかと、正直ちょっと期待(不安)していたけれどもちゃんとアシストだったブヒね。ちょっと寂しいような安心したような。
この日のモビ☆スタは珍しく(?)ちゃんと最後まで固まって動いていたので、今回のブエルタはチームプレイが期待できそう??