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2023年シーズンの特殊性。ロードレースの戦い方が変わる?

2023年シーズンがこれまでとは違うもになる可能性とその理由

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誰もがコロナ禍で苦しんだこの3年。しかし日本はともかく、欧米の庶民の生活ではコロナ騒動はもう過去のものになりつつある。

そしてロードレースでもコロナ対策は来年も続くものの、来年1月はついにコロナ前のようにオーストリアでのツアー・ダウン・アンダーでワールドツアー開幕戦となる予定だ。同大会は各種イベントを含めて1/13~1/22での開催となる。

それ自体は喜ばしいことだが、各プロチームは2023年シーズンの始動前に例年以上に頭を悩ませているかもしれない。

今回は海外記事の紹介とかではなく、🐷の個人的妄想を書く。

2023年の特殊性。これまでの戦い方から変化が起きる?

🐷は2023シーズンはこれまでのシーズンとは異なるものになるかもしれないと考えている。

それは、2023年1月1日から再びUCIポイント争奪戦、つまり、ワールドツアーチーム残留争いが繰り広げられるからだ。今回は2023年~2025年までの3年間のポイント総計が選考基準となる。

今年までの残留争いについては、今年になってようやくポイントランキング下位のチームの危機がいろいろ取り沙汰され報道されうようになったという感じで、ぶっちゃけ2020年、2021年とかはさほど降格危機について騒がれていなかったと思う。このブログでもその2年間はほとんどネタにしなかった。

ところが今年になっていきなり降格システムそのものの是非や降格騒動などが大きく報じられるようなったように感じる。

そして、いくつかのチームは実際に降格危機を経験し、またほぼ確実に降格となるロット・スーダルやイスラエル・プレミアテックという実例を各チームは目にしたわけだ。これまで知識として知っていた降格というリスクにはじめて直面し、そしてそれが現実化したと言える。

UCIポイントランキング下位のチームは今年そのリスクに震えた経験を有するがゆえに、来年は最初からUCIポイントを本気で狙いにいくのではないだろうか。

また、今年(特にシーズン前半)はコロナ感染、各種の病気、落車事故などで各チームでまともにレースができない選手が多かった。そのせいでチーム編成に苦しみ、シーズン前の計画通りに戦えなかったチームもあった。乱暴にいえば、結局のところ一寸先は闇だということを突きつけられた。

そんな衝撃の2022年を経ての来年だ。

戦えるときに全力で戦い、取れるものは取れるときに取る。こうした考えで2023年はシーズン開幕直後から本気でUCIポイントを狙いに来るチームが多くなるのではないだろうか?

例年通りならばシーズン開幕直後はその時期に照準をあわせる選手を除けば、まだ誰もが本調子でなくトップ選手らものんびりと肉体をレースに慣らしていく時期。

だが上述のように来年からはそうしたのんびりムードを取らないチームが多くなるかもしれない。特に今年のランキングで降格回避ギリギリだった数チームは、2022年以前とは別の戦略を立ててシーズン始動という可能性は高いと思う。

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piginwired
piginwired
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2 Comments

    • ほんとそれブヒね。特にシーズン当初から重傷は避けてほしいもの。
      あとはコロナの後遺症が残ってる選手も無理はしないよう気をつけてほしいものブヒね。

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