UCIが正式にルール変更。TTのチームカーについて、選手との距離を拡大することを決定
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UCIが個人タイムトライアルでのチームカーのルール変更を正式に決定した。
情報源:UCI ratifies rules against team car time trial aero trickery
タイムトライアルのチームカーと選手との距離を拡大
最近の個人TTのトレンドとして、チームカーに本来不要なはずの数多くの予備バイクを積んで選手の後ろを走るというのがある。これはそうすることで選手に有利なエアロ効果を生み出すことができるからだ。専門家が言うには、それほど大きな効果ではないのだが、それをしない場合と比べると十分に意味があるレベルの差がつくらしい。
現在のところUCIはチームカーに積むバイクの台数については制限を課していない。しかし、少し前から選手との距離を現行の10メートルから15メートルへ拡大する計画になっていた。これは以前にもこのブログで紹介している。次の過去記事を見てほしい。
今回UCIはその距離拡大案を正式に決定。これにより2023年1月1日からルール変更になることが決定した。
ゼッケンの留め方やTTバイクのサドルポジションにも新ルールか?
この変更以外にも、TTバイクのサドルポジションについても変更があるかもしれないらしい。特にハンドルバーエクステンションとサドル間の距離などが問題となっているようだ。
さらに、ゼッケンの留め方についても変更がありそうだ。これまではピンを使ってジャージに留めるのが普通だったが、最近はピンを使わないで、メッシュのポケットにいれたりなどが増えていた。ただ今年の長頃にはUCIは「ちゃんとピンを使って留めるようにしてほしい」との要請(命令ではない)をしており、UCIとしてはピンを使った方法を完全にルールとして設定したいようだ。なぜピンじゃないと駄目なのかはよくわからないが。
こういうのをイタチごっこと言うんでしょうねぇ。ルールがあり、それをかい潜りながら”工夫”するのが人の世の常です。
しかし、ゼッケン留めるのにピンというのはなかなかに前近代的な印象。
ワタシはライドイベントでは両面テープで留めてます。やっぱり落車したときにピンが外れて刺さったりしないか、その点不安ですもん。
ブタはイベントとかに全く参加したことなく、実はずっと「ピンって落車したときにやばくね?」と思っていたけど、
やっぱり実際のイベントに参加経験がある人も同じ不安を持っていたのブヒね。
ランニング大会とかだとシリコン製のボタン?みたいなもので留めたりもするようブヒね。
ロードレースでもそうしたほうが安全な気がするのだけど。
ボタンで留めるタイプも持ってますが、安全ピンよりもさらにジャージの生地を痛める感じですね。これは使いたくない。
マグネットタイプも保持力に難があり、結局両面テープ(有名なNITTOの5000番ていうやつです)に落ち着いてます。
あらピンよりもジャージ痛めやすいとはちょっと意外だったブヒ。
やはり両面テープ、両面テープは神・・・