チームB&B存続に希望の光。UCIがさらなる猶予を与える
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B&B Hotels – KTM(以下チームB&B)は、来年度からパリ市と提携し、そして新しいメインスポンサーを迎えていわば新生B&Bとしてこれまでと同じProTeamカテゴリーでの活動を計画していた。そして、マーク・カヴェンディッシュの移籍契約そのものは確定していると思われる。
しかし、メインスポンサーとの契約締結が難航。ProTeamとして存続できるのかどうかかなり怪しい状態だった。実際にUCIのチームライセンス申請期限内にはその申請ができていなかった。
そして昨日は大手海外メディアのCyclingnewsがFate of B&B Hotels-KTM team hangs in balance as sponsorship deadline arrivesという記事で、「まだヤバい状態のまま」という感じのニュースを伝えていた。
しかし、最新のフランスメディアの報道からするとついになんとかなりそう?
情報源:Route – Pineau et B&B Hotels-KTM… l’UCI leur donne jusqu’au 5 décembre
情報源のフランスメディアは、同国メディアOuest Franceの記事を紹介しているが、そのOuest Franceの情報ではUCIがチームB&Bのためにさらに締め切りを延長し、特別に12/5まで猶予を与えたようだ。
これはつまり、B&Bは新スポンサーとの契約が上手くいきそうで、来年度もProTeamとして活動できる見込みが高くなったからなのではないか?
その可能性が低いのにUCIが締め切りを延長させるというのは、選手・スタッフの移籍先探しの困難さ・切迫さを考えるとその時間的余裕を余計に奪うことになりかねないので、考えにくいと思われる。
そして昨年度のチーム予算は500万~700万ユーロ(約7億円~約10億円)だったようだが、新生B&Bとしては来年度予算をその2~3倍の1500万ユーロ(約21億円)にしようとしているとも言われているようだ。