Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース

もうどうにも止まらない!2023アムステル・ゴールド・レースの感想・ハイライト動画・結果

強すぎる・・・2023アムステル・ゴールド・レースの感想とハイライト動画と結果

Share your love

石畳クラシックキャンペーンが終了し、続けてアルデンヌ・クラシックが始まった。その第1戦が昨夜のアムステル・ゴールド・レース。

これまでの石畳戦線のビッグスリーこと、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)、そしてタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)のうち、今年のアムステル・ゴールド・レースに出場するのはタデイ・ポガチャルのみ。

しかしイネオスのトム・ピドコック(Tom Pidcock)が出場しポガチャルに挑む。また、イネオスには2022年大会の優勝者KWSKことミハウ・クフィアトコフスキ(Michał Kwiatkowski)も参戦する。その二人が噛み合えば、ポガチャルを止めることも可能だろうか?

コース

感想・ハイライト

残り80km:ポガチャルが登りで加速しプロトンから飛び出す!

まだ残り80km以上もある地点で登りで、ポガチャルが加速。これにピドコックらの有力勢が10人ほどついていく。最初のセレクションがスタート。

しかし、ユンボ・ヴィズマの誰もこれに反応できず。

この時点で次の選手らがプロトンから逃げ、先頭集団を形成する。

ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース
ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース

上述のようにこの先頭集団にユンボの選手がいない、そしてバーレーン・ヴィトリアスもいない。一方で、イネオスはピドコックとシェフィールドといういいメンツを送りこんだ。

ポガチャルが単騎なのが気になるが、もし彼のアシストがここにいればもうこの時点でレースは決まっていたか??

また先日のジロ・デ・シチリア(Giro di Sicilia)で逆転総合優勝のアレクセイ・ルツェンコ(Alexey Lutsenko)もこの集団に入り、期待できそうだ。調子が良い証拠だろう。

この先頭集団とプロトンとの差が40秒ぐらいまで開いていき、プロトンはユンボが先頭を牽引してそれ以上傷口が広がらないように力を使うハメに。この時点ですでにユンボは後手に回ってしまい、「もう今日アカンやろ」という空気感が漂いはじめる。すくなくとも🐷の中では。

残り50km:集団落車発生!

残り38km:ポガチャルにトラブル!

このポガチャルグループはプロトンとの差を一定に保ったまま逃げ続けるが、残り38kmとなったところで、ポガチャルにメカトラブルが発生。ポガチャルはスペアバイクに乗り換える。

残り28km:ポガチャルいったああああああああああああ!!

そして残り28kmで登場する登り、Keutenberg。長さ1200m、平均斜度6.7%、そして最大斜度14.7%。

ここでポガチャルが再びの攻撃!!

ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース

まずチームEF期待の22歳のアイルランド人、ベン・ヒーリー(Ben Healy)が遅れる。

ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース

そしてピドコックも突き放されてしまう・・・

(‘A`)「アカン強すぎる・・・(今年何度目かの感想)」

(‘A`)「これもう終わりやろ・・・」

こうしてポガチャルの独走がスタート。

この後、ヒーリーがピドコックに追いつき二人で追走を形成するが、Caubergの登りでヒーリーがピドコックを切り離して単独でポガチャルを追う展開に。だが時すでにお寿司遅し。

みんなの予想通り、結局ポガチャルは危なげなく独走勝利を飾った。

ロードレースの2023アムステル・ゴールド・レース

今年、好調さを見せ強い走りが多いような気がするベン・ヒーリー(Ben Healy)は、過日のブラバンツ・ペイル(De Brabantse Pijl)に2位に続いて、今日も2位!

すでにセッティマーナ・インテルナツィオナーレ・コッピ・エ・バルタリ(Settimana Internazionale Coppi e Bartali)でプロ初勝利を挙げているが、今後の飛躍にますます期待ができる逸材だ。

過去記事:22歳のアイルランド人がプロ初勝利!チームEFのベン・ヒーリーがSettimana Internazionale Coppi e Bartali第3ステージで勝利

そして今日全くいいところがなかったのが、石畳戦線で圧倒的強者だったユンボ・ヴィズマだ。結局上記のゴールまで80kmもある地点でのポガチャルの仕掛けに対応できなかったことが今日の結果の全てだった。やはりワウト・ファン・アールトがいないとダメなのか・・・無意味な仮定だがログリッチが出ていれば違う結果だったかもしれない。

あとジュリアン・アラフィリップが出られなかったクイックステップだが、アルデンヌ・クラシック最終戦のモニュメント、リエージュにはレムコが参戦する可能性高いので、そこに期待。

レース全体のハイライト動画

結果(トップ10)

1Tadej Pogačar UAE Team Emirates1位との差
2Ben Healy EF Education-EasyPost0:38
3Thomas Pidcock INEOS Grenadiers2:14
4Andreas Kron Lotto Dstny,,
5Alexey Lutsenko Astana Qazaqstan Team,,
6Andrea Bagioli Soudal – Quick Step3:14
7Maxim van Gils Lotto Dstny,,
8Mattias Skjelmose Trek – Segafredo,,
9Alexander Kamp Tudor Pro Cycling Team,,
10Axel Zingle Cofidis,,
Share your love

Warning: Undefined array key "path" in /home/miyamaworks/bikenewsmag.com/public_html/wp-content/themes/blocksy/inc/helpers/html.php on line 6
piginwired
piginwired
Articles: 7115

2 Comments

  1. フランドルではポ毛を出していなかったけど、今回はこんもりですね。
    それだけ本気だったということでしょうか(逆…?)。

    • ひょっとしたらレースのタイプによって毛のはみ出し量やポジションを調整している可能性が??
      まるでバイクのセッティングのように。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!