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昨夜の2023ジロ・デ・イタリア第16ステージではようやく今大会初の?本格的な総合争いが見られた。最後の山頂ゴールが設定された1級山岳でアルメイダ&G vs ログリッチという構図となったからだ。
この第16ステージは最高難易度である星5つの山岳ステージだったが、今夜の第17ステージは一転して平坦ステージとなる。次のコース情報を見てもらいたい。
5月24日(水)午後9:00〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 23, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第17ステージ
【ペルジーネ・ヴァルスガーナ 〜 カオルレ】197 km(平坦 ★)
解説:飯島誠さん
実況:谷口廣明さん
午後7:35〜(英語コメンタリー)https://t.co/UcghPkfKVI
配信ページ☞https://t.co/9MGIuzqWxw#Giro #jspocycle pic.twitter.com/jsllpjFshV
ご覧のように完全にド★平坦。総合勢や山岳賞争いの選手らにはピクニックステージとなるだろう。一方でスプリント賞を狙う選手、特にジョナサン・ミラン(Jonathan Milan)はしっかりと中間スプリントでポイントを稼ぎでおきたいところ。
現時点でポイント賞首位のバーレーン・ヴィクトリアスのイタリア人のジョナサン・ミランは176ポイント、同2位のイスラエル・プレミアテックのカナダ人デレク・ジーが118ポイント。差はけっこうあるように見えるが、それでも難易度の一番低いガチの平坦ステージで優勝すれば一気に50ポイント稼げるため、まだまだ今後のポイントの蓄積次第では逆転が可能とも言える差でしかない。よってミラン&バーレーン・ヴィクトリアスとしては確実にポイントを狙っていく、またはライバルのポイント奪取を邪魔するようにしたい。
また注目の1つは、この月曜日に今年限りでの引退を発表したマーク・カヴェンディッシュだろう。
アスタナのトレインに何か際立った力があるわけではないが、しっかりとトレインを組めれば勝機はあるし、やはり引退発表直後のスプリントということでカヴェンディッシュがどのような動きをするのか楽しみだ。
今年のジロはことごとく逃げ切りが決まっているが、さすがに平坦ステージで逃げ切りは難しいと思われる。だが、最終週ということで誰もが肉体に疲労が溜まっていること、スプリンターチーム以外は積極的にプロトンをリードしないだろうことを考慮すると、逃げ切りもなくはない。
優勝予想はマーク・カヴェンディッシュ!