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Tour des Pyrénées主催者「選手は自分らのレベルに見合った要求をしろ」と選手を批判

コースの危険性を理由にレースキャンセルした選手らを、主催者側が非難。「レベルにあった要求をしろ」

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先週から始まっていた女子の3日間のステージレースCIC-Tour Feminin International des Pyrénéesはとんでもないことになった。まず、初日はヤバすぎるコースの安全管理が話題となり、2日目は選手の抗議でレースが部分的にニュートライズ。

さらにその最終日を前にして、コース上の危険性を問題視した選手らの抗議を受け、UCI決定で最終ステージがなくなった。ニュートライズではなく、最終日そのものが消滅した。もうめちゃくちゃである。

その初日がどれだけひどかったのか、次の動画を見てほしい。

ただUCIが介入してその決定で最終日がなくなったにもかかわらず、レース主催者側は選手の抗議について、「レベルに見合った主張をしろ」と選手を批判している。

情報源:’Demands that don’t match their level’ – Tour des Pyrénées director blames riders over cancellation

主催者側のレースディレクターがメディアに述べたところでは、「選手はまるでツール・ド・フランスとかを走ってる感覚だろうが、ツールでもないのに、ツールみたいに完全に道路を封鎖とかはフランスでは無理や」「選手は自分たちのレベルに合った要求をすべき」と語る。

ただ、最終日をなくすとの判断は主催者側の組織委員会、プロ選手の団体CPA、UCI、大会コミッセール、チームが話しあった結果でもあり、主催者側も参加しての話し合いで決定されたことだ。ならばレースディレクターはこのような批判をすべきではないと思われる。

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